レース中の緊迫を楽しむ
モラルハザードとペナルティポイント
SUPER GTには、ドライビング・モラルハザード防止制度が設けられています。モラルハザードとは保険用語で、「道徳的危険、社会の利益には反するが、個人的には合理的な行動によって生じる危険」という意味です。接触はできるだけしない、というごく当たり前のことから、相手のスピンやコースアウトを誘発する行為は避けよ、というマナーに関することまで、さらには「道を譲りなさい」と指示する青旗を複数回に渡って無視するようなことも、防止しているというわけですね。
ポイントはポイントでも頂きたくないのは、こういった行為に対するペナルティポイントです。これはシーズンをまたいでも累積される一方で、2レース連続して0ポイントであれば、2ポイントずつ減らされます。内容に対するポイントの紹介は、ここではあえてしませんが、貯まってしまうと公式練習の走行禁止や、次のレースの出場拒否など、かなり罰則は厳しいものとなっています。もし、危険行為でクラッシュさせた相手に、そのあと暴力行為でも振るおうものなら、一発でアウトの可能性も......。もちろん、そんなことは言語道断ですけれど。
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