レース中の緊迫を楽しむ
セーフティカーと赤旗

アクシデントによってレースの継続が困難になった場合、すべてのポストで赤旗が提示され、レースは中断されます。しかし、中断するまでではないと判断された場合は、セーフティカー(SC)がコースに導入され、すべての車両は追い越しが禁じられ、またスピードを落とさなくてはなりません。ちなみにSUPER GTでは、SC走行中のピットインは禁止。ガス欠寸前などで、止むを得ず入った場合には、ピットストップペナルティが課せられます。逆に、総周回の2/3を超える走行は禁じられていますが、交代前にSCが入った場合は免除。ただし、SC退出周にピットに戻らなければなりません。
SC導入から、最初の1周後にGT500はストレートのピット側、GT300はスタンド側に停止。両クラス全車が並んだ後に、別れて再びSCランが実施されます。終了を告げるのは、SCのルーフ上にあるランプの消灯。その後はスタートの手順同様、コントロールラインを超えるまで追い抜きは禁止されますが、先頭の車両はいかなるタイミングで加速を開始してもいいこととなっています。後続車両との駆け引きも、見どころのひとつです。その後、ピットレーンオープンの指示が出てから、ようやくピットインが許されることとなっています。
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