レース中の緊迫を楽しむ
ペナルティとは
ペナルティには3種類あって、まずドライビングスルーペナルティとは、ピットレーンに進入し、止まらずピットレーン出口からレースに復帰するというもの。ペナルティストップとは、ピットレーンに進入した後、定められたストップエリアに、課せられた時間停止するというもので、ストップエリアでのエンジン停止は免除される。さらにレース終了が近づいたり、終了後の審査を要したりした場合は、決勝タイムにタイム加算となるペナルティもある。
ペナルティの対象となるのは、反則スタートや黄旗無視、ピット作業違反やピットレーンでの速度超過。さらに接触などによる危険行為がある。すべての接触をペナルティの対象とすることはできないものの、概して接触された相手に、コースアウトや強引な追い越しの妨げなど、著しい不利益が生じれば課せられると考えてもいいだろう。
また、ペナルティの対象となり得る危険な行為や行動として、車両トラブルによりスロー走行となった場合に安全確認を怠り、他車を危険な状態に陥らせたり、ピットインの意思を示した、もしくはトラブルによるスロー走行車両の背後に着いたりすることも、2023年から項目として加えられている。
ペナルティを告げる黒旗がメインポストで提示された後、3周以内に履行しないと失格になる。また、レース中にペナルティが実行できなかった場合はタイム加算、順位降格が課されることもある。
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