レース中の緊迫を楽しむ
ライトのパッシングが意味するところ

後ろから来る車両から、前を走る車両がライトをパッシング、つまり点滅を繰り返されている光景はよく見られるものです。これが意味するのは、存在のアピール。「後ろから来ているよ~」という注意喚起で、決して威嚇ではありません。いや、たまにはあるかな? 予選でしたら、アタックをやめてスロー走行している車両に対して、「こっちはまだアタック中なので、ライン譲って」というアピールになり、決勝中であれば「今バトルしている最中だから、邪魔しないでね」というアピールになります。
ちなみに、このパッシング、以前はスイッチを押せば、自動的に点滅を繰り返しましたが、不敬行為と思われかねないということで禁止になりました。でも、今でも見られるということは、ドライバーがそのつどピッピッピっと押しているんでしょう。もちろんSUPER GTの場合はウィンカーレバーではなく、スイッチですが。また、抜かれる方がウィンカーを点灯させている光景も稀に見られますが、これは「点灯させる方に進路を移しますから」という意思表示でもあります。
知ってる? 生中継&Live配信の楽しみ方
放送じゃなきゃわからない!テレビやスマホで見ればレースの全てが見えてくる!