スコットランド代表
SCOTLAND

出場回数
10大会連続10回目
過去のW杯成績
第1回(1987年)ベスト8
第2回(1991年)4位
第3回(1995年)ベスト8
第4回(1999年)ベスト8
第5回(2003年)ベスト8
第6回(2007年)ベスト8
第7回(2011年)プール戦敗退
第8回(2015年)ベスト8
第9回(2019年)プール戦敗退
ヘッドコーチ
グレガー・タウンゼンド
1973年4月26日生
国籍:英国(スコットランド)
就任時期:2017年6月
世界ランキング
5位(2023年8月28日現在)
欧州の伝統国。攻撃的なラグビーでベスト4を狙う
濃紺のジャージに国花「アザミ」を胸に付けた欧州の伝統国で、英国王室のアン王女がチームを支援してきたことでも知られる。堅実な守備とセットプレーをベースにし、正確なプレースキックを武器にワールドカップではベスト8の常連だった。
だが、2011年大会では初の予選プール敗退という憂き目を見た。そのため、2014年にニュージーランド人のヴァーン・コッターHC(ヘッドコーチ)が就任し、SO(スタンドオフ)フィン・ラッセルらをを中心に、積極的にボールを展開する攻撃的なチームへと変貌。2015大会では予選プールで日本代表を下し、ベスト8に進出した。
前回大会からスコットランド代表で82キャップを持つグレゴリー・タウンゼンドが指揮官となったが、アイルランド代表、日本代表に敗れ、決勝トーナメント進出を逃してしまった。
それでも攻撃ラグビーは健在で、キャプテンのFL(フランカー)ジェイミー・リッチー、SOラッセルを中心に、8月にはフランス代表を25-21で破るなど、チーム力は上がっている。今大会は予選プールから南アフリカ代表、アイルランドと戦わなければならないが、予選プールを突破した先には1991年大会以来2度目となるベスト4が待っているはずだ。
TEXT:斉藤健仁
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