フランス代表
FRANCE

出場回数
10大会連続10回目
過去のW杯成績
第1回(1987年)準優勝
第2回(1991年)ベスト8
第3回(1995年)3位
第4回(1999年)準優勝
第5回(2003年)4位
第6回(2007年)4位
第7回(2011年)準優勝
第8回(2015年)ベスト8
第9回(2019年)ベスト8
ヘッドコーチ
ファビアン・ガルティエ
1969年3月20日生
国籍:フランス
就任時期:2020年1月
世界ランキング
3位(2023年8月28日現在)
ホスト国の「レ・ブル」。ホームで悲願の初優勝なるか。
欧州屈指のスポーツ大国であり、ラグビーも他のスポーツ同様に「レ・ブル」(フランス語で青)の愛称を持つ。エンブレムの雄鶏は、伝統的に武勇を象徴するモチーフである。伝統的に「フレンチ・フレア」(閃き)と呼ばれる、ランとパスを駆使したスタイルを得意としており、泡のように次々とフォローの選手が湧き上がる様から、日本では「シャンパン・ラグビー」とも称されてきた。
ワールドカップに強い国で、3度の準優勝と常に好成績を残してきた。2011年大会では決勝で接戦の末、開催国ニュージーランドに7-8で惜敗したが、その後は2015年、2019年と2大会連続でベスト8という不本意な結果に終わっている。
日本大会終了後、元フランス代表のレジェンド、ファビアン・ガルティエがHC(ヘッドコーチ)に就任。2022年はシックス・ネーションズでグランドスラム(全勝優勝)、テストマッチ10戦全勝を達成するなど、ワールドカップ優勝へ向けて着実に力をつけてきた。
2021年のワールドラグビー年間最優秀選手で主将のSH(スクラムハーフ)アントワーヌ・デュポンを中心に、FL(フランカー)シャルル・オリヴォン、WTB(ウィング)ダミアン・プノなど選手層は厚い。開幕戦でオールブラックスを倒して勢いに乗り、地元で悲願の優勝を果たしたい。
TEXT:斉藤健仁
ベースキャンプ地
リュエイユ・マルメゾン