ナミビア代表
NAMIBIA

出場回数
7大会連続7回目
過去のW杯成績
第1回(1987年)不参加
第2回(1991年)予選敗退
第3回(1995年)予選敗退
第4回(1999年)プール戦敗退
第5回(2003年)プール戦敗退
第6回(2007年)プール戦敗退
第7回(2011年)プール戦敗退
第8回(2015年)プール戦敗退
第9回(2019年)プール戦敗退
ヘッドコーチ
アリスター・クッツェー
1963年5月23日生
国籍:南アフリカ
就任時期:2021年6月
世界ランキング
21位(2023年8月28日現在)
アマチュア選手主体、闘魂を武器に勝利を目指す
砂漠に生息する植物の「ウェルウィッチア」を愛称に持ち、「サンショクウミワシ」(African fish eagle)のエンブレムをつけるナミビア代表は、長らく南アフリカの委任統治下にあったため、ラグビーの歴史は古い。
1990年に独立後、アフリカ地区で1位となり、今大会も7大会連続7度目のワールドカップ出場を決めた。しかし、メンバーの多くはアマチュア選手であり、近隣に世界のラグビー強豪国である南アフリカがあっても、なかなか強化が進まない。前回大会も南アフリカ代表、ニュージーランド代表と同組になり予選プールでは1勝もできなかった。 それでもワールドカップでは、あきらめないプレーや闘争心に溢れたゲームを見せ、ラグビーファンを魅了し続けているチームだ。2021年からスプリングボクスなどで指揮を執ったアリスター・クッツェーがHC(ヘッドコーチ)に就任した。
今回も同プールにニュージーランド代表とフランス代表がおり、決勝トーナメント進出は難しい。ただ、3大会出場となる主将のCTB(センター)ヨハン・デイゼルら、欧州でプレーする選手も徐々に増えてきており、直前のテストマッチでは、同組となるウルグアイに18-26と僅差で敗れたが、悲願である初勝利のチャンスは十分にあるはずだ。
TEXT:斉藤健仁
ベースキャンプ
エクス・レ・バン