日本代表
JAPAN

出場回数
10大会連続10回目
過去のW杯成績
第1回(1987年)プール戦敗退
第2回(1991年)プール戦敗退
第3回(1995年)プール戦敗退
第4回(1999年)プール戦敗退
第5回(2003年)プール戦敗退
第6回(2007年)プール戦敗退
第7回(2011年)プール戦敗退
第8回(2015年)プール戦敗退
第9回(2019年)ベスト8
ヘッドコーチ
ジェイミー・ジョセフ
1969年11月21日生
国籍:ニュージーランド
就任時期:2016年9月
世界ランキング
14位(2023年8月28日現在)
敵地でのベスト8を目指す「勇敢な桜の戦士たち」
10大会連続10回目の出場となる「アジアの雄」、日本代表。1991年大会以来、白星から遠ざかっていたが、2015年はエディー・ジョーンズ(現・オーストラリア代表指揮官)の下、プール戦で南アフリカを34-32で下して24年ぶりの勝利を挙げ、その勢いのまま3勝したが、勝ち点の差で3位に終わりベスト8に進めなかった。
初の自国開催となった前回大会は、オールブラックスや日本代表で活躍したジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)、トニー・ブラウン コーチという、2015年にハイランダーズを優勝に導いたコンビが指揮を執った。プール戦でアイルランド代表、スコッドランド代表に勝利し、4戦全勝で初めてベスト8に駒を進めたが、準々決勝で優勝した南アフリカ代表に敗れた。
その後もジェイミー体制は継続し、2020年はコロナ禍の影響で代表活動ができなかったが、2021年からティア1の強豪と数多く戦って強化を進めてきた。今夏は1勝5敗とやや低迷したが、4度目の出場となるFL(フランカー)リーチ マイケル、HO(フッカー)堀江翔太、3大会目のPR(プロップ)稲垣啓太、FB(フルバック)/WTB(ウィング)松島幸太朗、さらに連続出場となる主将のFL姫野和樹、副将のSH(スクラムハーフ)流大ら経験ある選手が、ピッチ内外でチームをまとめている。
他にも身長2mを超える21歳のLO(ロック)ワーナー・ディアンズ、攻撃をリードするSH齋藤直人、CTB(センター)ディラン・ライリーら新戦力も頼もしい。
前回大会は「ONE TEAM」というスローガンが有名になったが、「絆」「勇気」「導く」という言葉を大事にし、今大会のスローガンは「Our Team」となった。ジョセフHCは今大会で退任することが決まっている。初戦のチリ代表に勝利して勢いに乗り、フランスでも旋風を巻き起こして、前回大会を超える成績を残したい。
TEXT:斉藤健仁
ベースキャンプ地
トゥールーズ