イタリア代表
ITALY

出場回数
10大会連続10回目
過去のW杯成績
第1回(1987年)プール戦敗退
第2回(1991年)プール戦敗退
第3回(1995年)プール戦敗退
第4回(1999年)プール戦敗退
第5回(2003年)プール戦敗退
第6回(2007年)プール戦敗退
第7回(2011年)プール戦敗退
第8回(2015年)プール戦敗退
第9回(2019年)プール戦敗退
ヘッドコーチ
キーラン・クロウリー
1961年8月31日生
国籍:ニュージーランド
就任時期:2021年5月
世界ランキング
13位(2023年8月28日現在)
進化した「アッズーリ」、悲願のベスト8入りを狙う
他のスポーツの代表チームと同じく「アッズーリ」(イタリア語で青の意)の愛称で親しまれるイタリア代表。伝統的にセットプレーとディフェンスを持ち味とする。2000年からシックス・ネーションズに加わって強化が進んだ。現在ではホーム、ローマのスタディオ・オリンピコでの代表戦には、常に6万人を超える観客が入るなど、国内のラグビー人気も高い。
アイルランド出身のコナー・オシェイに代わり、来季から三重ホンダヒートのHC(ヘッドコーチ)に就任予定のニュージーランド出身、キーラン・クロウリーが指揮を執っている。
NO8(ナンバーエイト)セルジョ・パリッセら、多くのベテランは引退したが、FB(フルバック)トンマーゾ・アランといった経験値の高い選手や、WTB(ウィング)アンジェ・カプオッツォといった若手を融合させたチーム作りを目指してきた。
第1回から本大会には連続出場しているものの、1度もプール戦を突破できていない。今大会もニュージーランド代表、開催国のフランス代表がアッズーリの前に立ちはだかる。シックス・ネーションズや、大会前のテストマッチでは格上に勝利することはできなかったが、接戦も多くその差は縮まってきている。2強の一角を崩し、初のベスト8に進出をうかがう。
TEXT:斉藤健仁
ベースキャンプ
ブルゴワン・ジャイユー