ニュージーランド代表
NEWZEALAND

出場回数
10大会連続10回目
過去のW杯成績
第1回(1987年)優勝
第2回(1991年)3位
第3回(1995年)準優勝
第4回(1999年)4位
第5回(2003年)3位
第6回(2007年)ベスト8
第7回(2011年)優勝
第8回(2015年)優勝
第9回(2019年)3位
ヘッドコーチ
イアン・フォスター
1965年5月1日生
国籍:ニュージーランド
就任時期:2019年12月
世界ランキング
4位(2023年8月28日現在)
タレントが揃う黒衣軍団。4度目の栄冠なるか
「シルヴァーファーン」(銀のシダ)が左胸に輝く「オールブラックス」こと、ニュージーランド代表はワールドカップ3回の優勝を誇る「ラグビー王国」だ。全身を黒衣で身に纏い、試合前に踊る「ハカ」も世界的に有名だ。
史上初の3連覇を狙った前回大会は、準決勝でイングランド代表に敗れて3位に終わった。大会後にイアン・フォスターHC(ヘッドコーチ)が就任したが、ホームでアルゼンチンに敗れるなど、勝率は70%程度と、かつての絶対的な強さは感じられない。
それでも主将のFL(フランカー)サム・ケインをはじめ、LOブロディ・レタリック、SOリッチー・モウンガ、SO(スタンドオフ)/FB(フルバック)ボーデン・バレット、CTB(センター)リーコ・イオアネなど才能豊かなタレント揃いで、層の厚さは健在だ。FW(フォワード)のセットプレーや接点も強く、BK(バックス)も展開力に加え、カウンターの能力も高い。
過去9大会、プール戦で1度も負けたことはないが、今回の初戦の相手は開催国のフランス代表となっている。南アフリカ代表や欧州の強豪を含めて、ライバルとの差は縮まってきているが、それでもベスト4までは勝ち上がってくると予想されている。2007年、前回のフランス大会ではフランスに敗れてベスト8に終わったが、今回は「ウェブ・エリス・カップ」を奪還したい。
TEXT:斉藤健仁
ベースキャンプ
リヨン