イングランド代表
ENGLAND

出場回数
10大会連続10回目
過去のW杯成績
第1回(1987年)ベスト8
第2回(1991年)準優勝
第3回(1995年)4位
第4回(1999年)ベスト8
第5回(2003年)優勝
第6回(2007年)準優勝
第7回(2011年)ベスト8
第8回(2015年)プール戦敗退
第9回(2019年)準優勝
ヘッドコーチ
スティーブ・ボーズウィック
1979年10月12日生
国籍:英国(イングランド)
就任時期:2022年12月
世界ランキング
8位(2023年8月28日現在)
母国の復権をかけて、2度目の優勝を狙う
「ラグビーの母国」、イングランド代表。2003年オーストラリア大会決勝は延長戦の末、初優勝し、現在まで北半球で唯一「ウェブ・エリス・カップ」を掲げたチームだ。しかし、2015年大会では、自国開催ながら予選プールで敗退する憂き目を見る。
そのため、大会後にオーストラリア出身のエディー・ジョーンズ前日本代表HC(ヘッドコーチ)が、外国人として初めて指揮官に就任し、テストマッチ18連勝を達成。世界に再びその名を轟かせた。2019年ワールドカップではオールブラックスを破り、決勝に進出するも南アフリカに敗れて2度目の優勝はならなかった。
その後は低迷が続き、ジョーンズHCが去り、昨年末から元イングランド代表のスティーブ・ボーズウィックが率いている。だが、直前のテストマッチはフィジー代表に初めて敗れるなど、1勝3敗と振るわず、またキャプテンのSO(スタンドオフ)オーウェン・ファレル、NO8(ナンバーエイト)ビリー・ヴニポラが出場停止となり、ケガ人も多数出ている。
それでも、LO(ロック)マロ・イトジェ、SO(スタンドオフ)ジョージ・フォードといった経験豊富な選手や、SOマーカス・スミス、FB(フルバック)フレディ・スチュワードら若手も育ってきた。スクラム、ラインアウトなどセットプレーを軸に、攻守で圧倒するプレーで2度目の優勝をもたらすことができるか。
TEXT:斉藤健仁
ベースキャンプ
ル・テュケ・パリ・プラージュ