ディビジョン1 / カンファレンスA
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
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MEMBER
メンバー
ファウルア・マキシ
Faulua Makisi
バーナード・フォーリー
Bernard Foley
ピーター・ラピース・ラブスカフニ
Pieter Lappies Labuschagne
リアム・ウィリアムズ
Liam Williams
松下 怜央
Reo Matsushita
二村 莞司
Kanji Futamura
梁本 旺義
Ougi Yanamoto
デーヴィッド・ヴァンジーランド
David Van Zeeland
甲斐 登生
Toui Kai
加藤 一希
Kazuki Kato
リカス・プレトリアス
Rikus Pretorius
ハラトア・ヴァイレア
Halatoa Vailea
木田 晴斗
Haruto Kida
押川 敦治
Atsushi Oshikawa
アシペリ・モアラ
Asipeli Moala
福田 陸人
Rikuto Fukuda
紙森 陽太
Yota Kamimori
オペティ・ヘル
Opeti Helu
デーヴィッド・ブルブリング
David Bulbring
玉置 将也
Masaya Tamaki
山本 剣士
Kenshi Yamamoto
ゲラード・ファンデンヒーファー
Gerhard van den Heever
根塚 洸雅
Koga Nezuka
末永 健雄
Takeo Suenaga
山崎 洋之
Hiroyuki Yamasaki
ルアン・ボタ
Ruan Botha
松井 丈典
Takenori Matsui
古賀 駿汰
Shunta Koga
海士 広大
Kota Kaishi
才田 智
Satoshi Saita
岡田 一平
Ippei Okada
テアウパ シオネ
Sione Teaupa
トゥパ フィナウ
Finau Tupa
藤原 忍
Shinobu Fujiwara
島田 悠平
Yuhei Shimada
松波 昭哉
Shoya Matsunami
大熊 克哉
Katsuya Okuma
立川 理道
Harumichi Tatekawa
谷口 和洋
Kazuhiro Taniguchi
堀部 直壮
Naoaki Horibe
青木 祐樹
Yuki Aoki
土谷 深浩
Shinko Tsuchiya
北川 賢吾
Kengo Kitagawa
岸岡 智樹
Tomoki Kishioka
スカルク・エラスマス
Schalk Erasmus
写真提供:©JRLO
昨季は悲願の初優勝。『オレンジアーミー』とともに連覇へ挑む
トップリーグ時代、長らく低迷が続いていたクボタスピアーズ船橋・東京ベイだが、2016年からスーパーラグビーを2度制した南アフリカ出身のフラン・ルディケHC(ヘッドコーチ)が指揮を執り、最後のトップリーグではトップ4、リーグワン元年の一昨季は3位、昨季は悲願の初優勝に輝いた。
リーグワンでは、練習拠点のある千葉県船橋市だけでなく、市川市、千葉市、市原市、成田市、東京都江戸川区、中央区をホストエリアとし、チーム名は「クボタスピアーズ」から、現在の「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」となった。2023年からクボタが命名権を得た「スピアーズえどりくフィールド」(旧・江戸川区陸上競技場)で主にホストゲームを行っている。
今季も8シーズン目を迎えたルディケ体制は変わらず、同じくキャプテンとして8シーズン目となる、元日本代表で昨季リーグワンMVPのCTB(センター)/SO(スタンドオフ)立川理道がチームを牽引する。選手、コーチ起用に定評があるルディケHCは今季もメンバーを競わせ、成長させながらシーズンを進めていくはずだ。
昨季のチームは得点がリーグ1位の636点、トライ数もリーグトップタイの84トライと、攻撃が機能したと言えよう。特にモールが大きな得点源であり、リーグ随一を誇る強力なFW(フォワード)陣がウリだ。また、2019年から指導している田邊淳アシスタントコーチが指導するBK(バックス)陣も個々にタレントが揃い、トライを取り切る能力が高い。
FWは、南アフリカ代表HO(フッカー)マルコム・マークスがワールドカップ中にけがをしたためチームを離脱したが、ワールドカップに出場したオールブラックスのベテランHOデイン・コールズ、さらにウェールズ代表のFB(フルバック)リアム・ウィリアムズ(カーディフ・ラグビー)が加入した。
他にもワールドカップ日本代表のFL(フランカー)ピーター・ラブスカフニ、ケガでワールドカップに出場できなかったLO(ロック)/FLヘル ウヴェ、2023年の日本代表に選ばれたNO8(ナンバーエイト)ファウルア・マキシ、新人ながら16トライを挙げて昨季の「ベスト15」に輝いたWTB(ウィング)木田晴斗、元オーストラリア代表SOバーナード・フォーリーらがチームの軸となろう。
他にもスピアーズが誇る強力FW(フォワード)には、PR(プロップ)海士広大と北川賢吾、才田智、突破力に優れたトンガ出身のオペティ・ヘル、紙森陽太。ベテランHO(フッカー)杉本博昭、スカルク・エラスマス、LOは身長205cmのルアン・ボタと身長199cmのデーヴィッド・ブルブリング、青木祐樹、堀部直壮、FLはトゥパ フィナウ、ワークレイトの高い末永健雄、玉置将也、NO8アシペリ・モアラらがいる。
BK(バックス)も、SH(スクラムハーフ)には谷口和洋と若い藤原忍、判断力とスキルに長けたSO岸岡智樹、侭田洋翔、押川淳治、CTB(センター)にはリカス・プレトリアス、トニー・ハント、若きハラトア・ヴァイレア。
さらに最後のトップリーグで新人賞を獲得したWTB金秀隆、力強いランが武器の山﨑洋之、近藤英人、WTB/FB(フルバック)島田悠平、日本代表経験のあるCTBテアウパ シオネ、FB/WTBゲラード・ファンデンヒーファー、そして一昨季の新人賞に輝いた「ラインブレイカー」WTB根塚洸雅の3人がいる。
他にも他チームからの移籍組として、LO/FLのJD・シカリング(コベルコ神戸スティーラーズ)、LO/FLフリッツ・タバナ(ワラターズ)、さらに大卒新人としてPR甲斐登生(近畿大学)、LOデーヴィッド・ヴァンジーランド(拓殖大学)、FL梁本旺義(同志社大学)、CTB/WTB松下怜央(早稲田大学)、CTB/FB二村莞司(帝京大学)が新たに加入した。
今季のスローガンは「IMPACT ACTIONS」を掲げた。「ただ行動するのではなく、BEST of BESTなチームになるために、1人1人がチーム内・外に良い衝撃(インパクト)を与える行動(アクション)を起こす」という意味が込められた。
近年のスピアーズの躍進とともに、『オレンジアーミー』と呼ばれるファンもすっかり定着しており、昨季もホストスタジアムではオレンジ一色となって選手を奮い立たせた。
立川主将が「今季もスピアーズらしく、ひたむきに1戦1戦大切に戦い、最後は再び優勝できるように取り組んでいきたい。そのためにはオレンジアーミーの皆さんのサポートが必要です。さらに魅力的なチームに、みんなでしていきましょう!」という通り、ファンとともに連覇へ挑む。
TEXT:斉藤健仁