安田 美南

身長179cmと女子選手のセッターとしては比較的高く、その強みを生かした高い位置からのセットアップでチームの攻撃を演出する。

岡崎学園高校（現・人間環境大学附属岡崎高校）からポテンシャルを高く評価され、卒業後の2020-21シーズンに、NECレッドロケッツ（当時）へ入団、2022-23シーズンからはKUROBEアクアフェアリーズでプレーする。やはり、長身セッターとして周囲からの期待値は高く、本人も思いを強くして司令塔の責務と向き合っている。

特に昨季から新たに就任した川北元監督に「セッターがバレーボールの中で一番おもしろいポジションだから」という言葉を授かり、リーグ戦に臨むにあたって技術面だけでなく競技やポジションそのものへの考え方も深まった。

今季のKUROBEは他チームから実績あるアタッカーたちも加わり、戦術面で幅が広がると予想される。また、自身も2025年度の女子日本代表に追加登録され、韓国への海外遠征メンバーにも招集された。様々な経験をプレーに昇華させながら、今季もKUROBEの攻撃を操っていく。