ディビジョン2

浦安D-Rocks

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UNIFORM

ファーストジャージ

セカンドジャージ

  • 呼称

    浦安D-Rocks

  • ホストエリア

    千葉県浦安市

  • 公式SNS

昨シーズンの再編で誕生。「一枚岩」となってディビジョン1昇格を

NTTグループの再編により誕生したのが、ラグビーの事業会社「NTT Sports X」が運営する新チーム「浦安D-Rocks」だ。一昨季、入替戦によりディビジョン1から2に降格してしまった「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安」を受け継ぐ形で昨季、ディビジョン2に参戦した。

シャイニングアークス時代から練習拠点のある千葉県浦安市をホストタウンとし、積極的に地域創生活動を行っている。地域に愛されるチームを目指して「NTT」を冠せず、「D-Rocks」の「D」には「Dynamic」(躍動)「Dream」(夢)「Delight」(歓喜)が、「Rocks」には岩のような力強さと、略語である「ROX」から「すごい」「最高」という意も込められており、一枚岩のチーム力でファンを感動・魅了するチームであり続けるという意図が込められた。

また、チームロゴは「燦然と光り輝く『一枚岩』として結束したチームパワーをイメージし、たゆまぬ努力と試練の先にある『栄光』をシンボル化した」という。1stジャージはこれまでリーグワンチームにはなかった「ネイビー」を使用した。

新チームのHC(ヘッドコーチ)は一昨季、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪を率いた名将ヨハン・アッカーマンが就任し、キャプテンは1年目のSH(スクラムハーフ)飯沼蓮(明治大学)が就いた。しかし、昨季はディビジョン2で優勝を果たしたが、ディビジョン1最下位の花園近鉄ライナーズとの入替戦では連敗し、昇格することは叶わなかった。

今季の指導体制に大きな変化はないが、昨季まで選手だったクレイグ・レイドローが引退してコーチに、また昨季まで慶應義塾大学監督を務めていたOBの栗原徹がコーチングコーティネーターに就いた。

キャプテンは引き続き、SH飯沼蓮が務めるが、副キャプテンには元オーストラリア代表FL(フランカー)リアム・ギル、フィールド外でのリーダーであるクラブキャプテンにFL/LO中島進護、ファン拡大や社会貢献活動を引っ張る選手会長にLO佐藤大樹が就いた。

他にもワールドカップのオーストラリア代表で、東京サントリーサンゴリアスから移籍したCTB(センター)サム・ケレビ、日本代表経験のあるPR(プロップ)竹内柊平、LO/FLヴィンピー・ファンデルヴァルト、CTBシェーン・ゲイツ、LO/FLジェームス・ムーア、元セブンズ日本代表WTB(ウィング)リサラ シオシファが名を連ねる。

さらにトンガ代表で元オーストラリア代表FB(フルバック)イズラエル・フォラウ、元マオリオールブラックスのSO(スタンドオフ)オテレ・ブラックら国際経験豊富な選手がずらりと並ぶ。

また、元日本代表のHO(フッカー)金正奎、スピードのあるWTB石井魁、LOローレンス・エラスマス、HOフランコ・マレー、NO8(ナンバーエイト)/LOタイラー・ポール、HOサミソニ・アサエリ、SOクリップス ヘイデンら実績のある選手も多い。

今季から、元日本代表PR浅原拓真(日野レッドドルフィンズ)、石田楽人(NECグリーンロケッツ東葛)、SO田村熙(東京サントリーサンゴリアス)らが加入し、大卒新人としては、PR鍋島秀源(福岡工業大学)、LO武内慎(明治大学)、SH小西泰聖(早稲田大学)も加わっている。

飯沼キャプテンは「昨季は自分たちの目指していた結果には辿り着けず、本当に悔しい経験をした。今季は練習1つ1つから意味のある練習、自分たちが入れ替え戦で勝つことに照準を合わせて準備していく、繋げていく事を意識し、必ずディビジョン1昇格を必ず成し遂げます」と意気込んだ。

コーチ陣、選手層はディビジョン1の強豪チームと何ら遜色ないD-Rocks。今季こそ「一枚岩」となり、昇格戦で勝利しディビジョン1への昇格を果たしたい。

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