ダルトン・パパリイ(ブルーズ)
注目選手紹介
ダルトン・パパリイ
Dalton Papali'i
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生年月日
1997年10月11日
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身長/体重
193cm/113kg
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ポジション
FL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)
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所属
ブルーズ
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ニュージーランド代表キャップ
32
※2023年ワールドカップメンバー
キャプテンシーに長けたブルーズ一筋のバックロー
地元オークランドの出身で、オークランドとブルーズの育成プログラムで研鑽を積んできた。セント・ケンティガン・カレッジとオークランドU19のキャプテンを務め、U20ニュージーランド代表として、2017年のワールドラグビーU20チャンピオンシップ優勝を経験した。
その後、ブルーズのU18、2016年にはブルーズのU20、2017年にはブルーズのAチームでキャプテンを務めた。2018年にチーフス戦でスーパーラグビーデビューを果たし、次のサンウルブズ戦では、5人以上のディフェンダーを抜き去り、独走トライを決めた。
その好調をオークランドでの州代表選手権でも発揮し、タックル成功率でトップに立つなどの活躍が認められ、負傷したサム・ケインに代わって、オールブラックスの日本とヨーロッパ遠征メンバーに招集。2018年10月の日本代表戦で初キャップを獲得した。2019年はブルーズのレギュラーに定着。オールブラックスでも、ザ・ラグビー・チャンピオンシップに出場した。
2022年と2023年、ブルーズのキャプテンを務め、2022年には決勝に、2023年には準決勝にチームを導き、フランスで開催された自身初めてとなるラグビーワールドカップのスコッドにも選出され、主に控えから6試合に出場。キャプテンシーに長けたブルーズFW(フォワード)の中軸だ。
◆子供の頃はユニオン(15人制ラグビー)ではなく、リーグラグビー(13人制ラグビー)をやっており、親族にはリーグラグビーのニュージーランド代表、サモア代表経験者も多い。憧れの選手はオールブラックスではなく、オーストラリア代表のマイケル・フーパーだったという。
TEXT by 斉藤健仁