ケイレブ・クラーク(ブルーズ)

注目選手紹介

ケイレブ・クラーク

ケイレブ・クラーク

Caleb Clarke

  • 生年月日

    1999年3月29日

  • 身長/体重

    189cm/107kg

  • ポジション

    WTB(ウィング)/FB(フルバック)

  • 所属

    ブルーズ

  • ニュージーランド代表キャップ

    20
    ※2023年ワールドカップメンバー

伝説のWTBを彷彿させる、フィジカルに長けたランナー

「新生ジョナ・ロムー」の呼び声高い、体格を活かした相手のディフェンスを寄せつけないダイナミックなランでトライを奪うウィンガー。オークランドにあるラグビーの名門・マウントアルバートグラマー高校時代は、オークランドの陸上大会で短距離走のチャンピオンでもあった。

卒業後はブルーズのアカデミーで力をつけて、2018年にブルーズへ加入し、ワラターズ(オーストラリア)戦でスーパーラグビーデビューを果たした。2017年、18年はU20ニュージーランド代表としてワールドラグビーU20チャンピオンシップにも出場した。

2020年は東京五輪に向けた、ニュージーランド7人制代表候補に選出されたため、ブルーズのスコッドから外れたが、延期となったため、スーパーラグビー・アオテアロアでチームに復帰。開幕のハリケーンズ戦で、トライを挙げるなど強烈なインパクトを残した。

その活躍でオールブラックスのスコッド入りを果たし、同年10月のブレディスローカップで初キャップを得た。第2戦では先発出場しMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝く活躍を見せた。

ブルーズでも主力として定着し、2022年のスーパーラグビー・パシフィックでは7トライを挙げるなど、チームの準優勝にも貢献。オールブラックスでは、2021年は五輪出場を目指したため出場はなかったが、2023年ワールドカップにはメンバー入り。2試合に出場して、1トライを挙げている。ニュージーランドで、最も期待されているバックスリーの1人だ。

◆サモアにルーツを持つ。父親は元オールブラックスのBKで、日本のリコーでもプレーしたエロニ・クラーク。幼少期は日本で過ごした。叔母のシェリルも7人制のニュージーランド代表だった。ピアノが趣味で、愛犬の名はパブロ。

TEXT by 斉藤健仁

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