ディビジョン1 / カンファレンスA
東芝ブレイブルーパス東京
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チーム情報
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SCHEDULE
スケジュール
データ提供:

MOVIE
動画
MEMBER
メンバー
アフ・オフィナ
Afu Ofeina
アサエリ・ラウシー
Asaeli Lausii
桑山 淳生
Atsuki Kuwayama
橋本 大吾
Daigo Hashimoto
池永 玄太郎
Gentaro Ikenaga
山本 浩輝
Hiroki Yamamoto
森 太志
Futoshi Mori
ジェイコブ・ピアス
Jacob Pierce
髙橋 昴平
Kohei Takahashi
岩渕 誠
Makoto Iwafuchi
濵田 将暉
Masaki Hamada
三上 正貴
Masataka Mikami
リーチ マイケル
Michael Leitch
田中 元珠
Motoki Tanaka
石岡 玲英
Rei Ishioka
リッチー・モウンガ
Richie Mo’unga
山川 力優
Rikyu Yamakawa
酒木 凜平
Rinpei Sakaki
ロブ・トンプソン
Rob Thompson
尹 礼温
Rye On Yoon
林 琉輝
Ryuki Hayashi
アニセ サムエラ
Samuela Anise
亀井 茜風
Senfu Kamei
セタ・タマニバル
Seta Tamanivalu
シャノン・フリゼル
Shannon Frizell
伊藤 鐘平
Shohei Ito
高城 勝一
Shoichi Takagi
池戸 将太郎
Shotaro Ikedo
原渕 修人
Shuto Harabuchi
ステファーナス・ドゥトイ
Stephan Du Toit
金 秀隆
Suryung Kim
眞野 泰地
Taichi Mano
松延 泰樹
Taiki Matsunobu
小川 高廣
Takahiro Ogawa
葛西 拓斗
Hiroto Kasai
タウファ・ラトゥ
Taufa Latu
眞壁 照男
Teruo Makabe
桑山 聖生
Toshiki Kuwayama
ヴェア・タモエフォラウ
Vea Taumoefolau
德永 祥尭
Yoshitaka Tokunaga
杉山 優平
Yuhei Sugiyama
小鍜治 悠太
Yuta Kokaji
森 勇登
Yuto Mori
PJ・スティーンカンプ
PJ Steenkamp
佐々木 剛
Takeshi Sasaki
豊島 翔平
Shohei Toyoshima
マイケル・コリンズ
Michael Collins
ジョネ・ナイカブラ
Jone Naikabula
松永 拓朗
Takuro Matsunaga
ワーナー・ディアンズ
Warner Dearns
原田 衛
Mamoru Harada
木村 星南
Sena Kimura
写真提供:©JRLO
昨季は14季ぶりに王座奪還。リーチ主将の下、連覇を目指す
2022年のリーグワン元年は4位となり、復活の狼煙を上げた東芝ブレイブルーパス東京。1948年に創部され、FW(フォワード)のセットプレーとフィジカルラグビーを軸に日本選手権優勝6回、トップリーグでも最多タイの優勝5回を誇る名門だ。
「猛勇狼士~我ら、接点無双、猛攻猛守の紳士なり~」というチームスピリットを掲げており、昨季は文字通りそれを体現してリーグ戦を2位で通過。プレーオフでは、埼玉パナソニックワイルドナイツを下し、リーグワンで初優勝、そして14シーズンぶりの日本一に返り咲いた。
東京都府中市の東芝府中事業所内に練習グラウンドがあるため、リーグワンでは「東芝ブレイブルーパス東京」という名称となった。ホストエリアを東京都、府中市、調布市、三鷹市とし、主に調布市の『味の素スタジアム』をホストスタジアムとして戦う。また、神奈川県川崎市もフレンドリーエリアで、『等々力陸上競技場』でもホストゲームを行っている。
エンブレムはチーム名に描かれている狼(ルーパス)がモチーフとなり、ラグビーボールの横には東芝府中ラグビー部時代のチームロゴだった、けやきの葉があしらわれている。クルセイダーズや、バース(イングランド)で指揮官を務めたトッド・ブラックアダーHC(ヘッドコーチ)が率いて6シーズン目を迎える。
指揮官は昨季、「チームとして変化が必要だ、ということで一番変化を起こすことができる、背中で引っ張れる2人を選んだ」とワールドカップに4度出場した日本代表のNO8(ナンバーエイト)リーチ マイケルを10シーズンぶりにキャプテンに指名。日本代表に定着しつつある、HO(フッカー)原田衛を副キャプテンに指名。
2人は今季も引き続いてリーダー陣を務める。「連覇するという言葉は一切使わずに、もう1回チャンピオントロフィーにチャレンジする気持ちでやっていきたい」と、リーチ キャプテンは語る。
昨季、2023年ワールドカップでオールブラックスのSO(スタンドオフ)を務めたリッチー・モウンガ、オールブラックスで不動の6番だったFL(フランカー)シャノン・フリゼルの2人が加わり、チーム力が増して優勝に大きく貢献。2人はリーグの「ベスト15」にも選ばれ、モウンガはシーズンMVPも受賞した。当然、2人は今季もチームの中核となる。
また、リーチ、原田だけでなく、LO(ロック)ワーナー・ディアズ、WTB(ウイング)ジョネ・ナイカブラ、PR(プロップ)木村星南、FB(フルバック)/SO松永拓朗も、2024年は日本代表として躍動した。
他にもPR(プロップ)の三上正貴、HO橋本大吾、森太志、LOアニセ サムエラ、NO8德永祥尭、FL/NO8山本浩輝、SH(スクラムハーフ)小川高廣など、日本代表経験者に加え、フィジー代表経験のあるCTB(センター)セタ・タマニバルも在籍している。
FW(フォワード)も、PR小鍜治悠太、山川力優、タウファ・ラトゥ、LOジェイコブ・ピアス、伊藤鐘平、FL/LOのPJ・スティーンカンプ、アサエリ・ラウシー、FL佐々木剛がそろい、BK(バックス)には、リオ五輪メンバーのFB豊島翔平、SH髙橋昴平、杉山優平、CTB眞野泰地、森勇登、松延泰樹、ロブ・トンプソン、WTB(ウィング)濵田将暉、FB桑山聖生とWTB淳生の兄弟、万能BKマイケル・コリンズなど、力のある若手も多くポジション争いが激しい。
他にも他チームから、HO酒木凜平、CTB池永玄太郎(ともに神戸スティーラーズ)、2020-21シーズンの新人賞を獲得したWTB/FB金秀隆(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)の3人が加わった。 また、大卒新人として、PR原渕修人(摂南大学)、ヴェア・タモエフォラウ(京都産業大学)、LO/FL尹礼温(帝京大学)、LO亀井茜風(明治大学)、FL/NO8アフ・オフィナ(東海大学)、SH/SO池戸将太郎(明治大学)、WTB/FB石岡玲英(法政大学)、UBKステファーナス・ドゥトイ(流通経済大学)も入部しており、より層が厚くなった。
伝統のフィジカルラグビーやセットプレーだけでなく、ブラックアダーHCの指導の下、オフロードパスを多用し、ボールを動かすラグビーもすっかり浸透してきた。セットプレー、接点で激しいプレーをしつつ、ボールも動かしてトライを量産し、連覇にチャレンジする。
TEXT:斉藤健仁