チーム&ドライバー紹介

#17 Astemo Honda Dream SI Racing

バイク
ホンダCBR1000RR-R
タイヤ
ブリヂストン
クラス
EWC

鈴鹿8耐で4度の優勝を誇る名ライダー、伊藤真一が監督を務める全日本ロードレース選手権のトップチーム。全日本ロードレース選手権ではエースの渡辺一馬がST1000クラスで3年連続のチャンピオンを獲得。JSB1000では今季ヤマハから野左根航汰が加入し、体制を一新して戦っている。今季からホンダCBR1000RR-Rは新型となったが、ホンダプライベーターが使うキット車と呼ばれるレース仕様車はメインスポンサーである日立アステモの部品や電子制御を使っているため、その開発能力はピカイチ。その強みを鈴鹿8耐で発揮できるか注目だ。

Driver Profile

野左根航汰(のざね・こうた)

鈴鹿8耐への参戦をキッカケにキャリアを大きく飛躍させたオーストラリア人ライダー。2015年にはTSRから全日本ロードレースJSB1000クラスにフル参戦した。しかし、さらなる飛躍を求めてスーパーバイク世界選手権へと転向するも結果は厳しく、時を同じくして世界耐久選手権に参戦したTSRのライダーに再志願する。2017-18シーズンのチャンピオン獲得にはチームのエースとして貢献した。

羽田大河(はだ・たいが)

1998年生まれの25歳。ミニバイクでのキャリアを経て2014年にロードレースアジア選手権UB130(アンダーボーン)で本格的なロードレースにデビューした異色の経歴を持つ。全日本選手権、アジア選手権、ヨーロッパの選手権を行ったり来たりしながら、2019年には鈴鹿8耐にも参戦。昨年は代役で世界選手権Moto2にも参戦した。今季はMoto2ヨーロッパ選手権が主戦場で、Astemo Honda Dream SI Racingからは2022年の鈴鹿8耐に出場しているため2年ぶりの古巣復帰となる。

作本輝介(さくもと・こうすけ)

鹿児島県出身の27歳。モトクロスライダーとしてレースキャリアをスタートさせ、2014年から全日本ロードレース選手権にフル参戦。2022年には最高峰JSB1000クラスにステップアップし、ランキング4位を獲得した。今シーズンはST1000にスイッチして戦っている。鈴鹿8耐には1000ccデビュー前から参戦経験があるが、今年は3年連続で同じチームからの出場のチャンスを得た。

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