ディビジョン1 / カンファレンスB

三重ホンダヒート

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  • 呼称

    三重ホンダヒート

  • ホストエリア

    三重県

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ディビジョン1参戦2シーズン目、大型補強でトップ6へ挑む

下部リーグでの戦いが長かったが、2018年度、2021年のトップリーグでは9位と1桁の順位だった『Honda HEAT』。

リーグワン元年はディビジョン2からのスタートとなったが、三重県と三重県ラグビー協会と3者による「ホームタウン包括連携協定」を締結。三重県をホストエリアとして、チーム名は三重ホンダヒートとなり、新たなスタートを切った。ホストスタジアムは鈴鹿市にある『三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 サッカー・ラグビー場』を使用する。エンブレムやロゴも一新した。

ただし、2026-27シーズンから本拠地を栃木県宇都宮市に移す予定で、クラブハウスや練習場も一新し、『栃木県グリーンスタジアム』をホストスタジアムとして使用する予定だ。もちろん、鈴鹿市もセカンダリーホストとして年間、数試合行う見込みだという。

リーグワン元年はNECグリーンロケッツ東葛と入替戦を戦い、1勝1敗だったが勝ち点差で昇格を逃した。2022-23シーズン、ディビジョン2で2位となり、入替戦で再びグリーンロケッツと対戦し、念願のディビジョン1昇格を果たした。

昨季、初のディビジョン1でのチャレンジで、新指揮官にワールドカップでイタリア代表の指揮を執った、元オールブラッスFB(フルバック)のキアラン・クローリーを招聘。しかし、リーグ戦では1勝しかできず、11位で入替戦に回り、豊田自動織機シャトルズに勝利し残留した。

今季もクローリーHCが引き続き指揮を執り、マリウス・フーセン コーチ、伊藤鐘史コーチ、高忠伸コーチ、斎藤展士コーチらとともに、プレシーズンからチームの強化を進めてきた。

「上位と戦うためのフィジカルを鍛えてきた。今シーズンは新しい選手も増え、チーム内の競争力も上がった。課題だったディフェンスも、今シーズンはリーグ屈指のディフェンス力のあるチームになるために、規律や一貫性も出していきたい」とクローリーHC。

FL(フランカー)古田凌がキャプテンを退き、新キャプテンにはPR(プロップ)藤井拓海が就いた。FW(フォワード)リーダーは現役アルゼンチン代表で2024年のワールドラグビーの「ベスト15」であるFLパブロ・マテーラ、FLワイマナ・カパの2人、BK(バックス)リーダーは古巣に戻ってきたFB(フルバック)レメキ ロマノ ラヴァと新人のSH(スクラムハーフ)北條拓朗(天理大学)の2人が務める。

藤井キャプテンは「昨季はベスト8という目標を掲げリーグ戦に臨んだが、11位と満足のいく結果を得ることはできなかった。その中で、今季は新たにベスト6というさらに高い目標を掲げた。必達できるようチーム一丸となり、これまで以上にハードワークしていく」と意気込んでいる。

また、クローリーHCは、「見ている人たちが、ワクワクするスタイルのラグビーを目指している。選手やスタッフとしっかりと連携を取りながら、昨季の基盤を固め、これから始まるヒートのエキサイティングな時代を楽しみにしている」。

FW(フォワード)はFLマテーラと、ワールドカップで南アフリカの連覇に貢献したLOフランコ・モスタートら、BK(バックス)はFBレメキと、オーストラリア代表経験のあるトム・バンクスが中軸となる。

20人が退部し、新たに20人が加わった今季のヒート。他チームからの新加入選手はHO(フッカー)小池一宏(ブラックラムズ東京)、HO/FL山田生真(神戸スティーラーズ)、LOマーク・アボット(埼玉ワイルドナイツ)、LO(ロック)西村龍馬(トヨタヴェルブリッツ)、LOヤンコ・スワナポール(ブルズ)。

FL/NO8(ナンバーエイト)トニー・ハント(スピアーズ船橋・東京ベイ)、FL/NO8ツポウ テビタ(花園近鉄ライナーズ)、NO8タリフォロフォラ・タンギパ(シャトルズ愛知)、NO8/PRフェインガ・ファカイ(東京サンゴリアス)が入部した。

そして、BKはレメキ以外にSO(スタンドオフ)/FBマヌ・ヴニポラ(サラセンズ)、元日本代表のSO中尾隼太(ブレイブルーパス東京)、7人制代表経験のあるCTB(センター)ジョニー・ファアウリ(静岡ブルーレヴズ)、WTB(ウィング)ラリー・スルンガ(浦安 D-Rocks)と豪華なメンバーが加わった。

大卒新人も北條以外にPR平井建多(九州共立大学)、LO笠掛優(東洋大学)、SH宮坂航生(専修大学)、CTBマナセ・ハビリ(天理大学)、CTB岡野喬吾(同志社大学)の5人が入部している。

その他、FWにはPR鶴川達彦、マティウス・バッソン、吉岡大貴、平野叶翔、田嶋グン、HO肥田晃季、白濱弘章、LO秋山陽路、コナー・ウィホンギ、サム・シェパード、キャプテン経験のあるFL小林亮太、當眞慶、服部航介らがいる。

BKはベテランSH山路健太や、根塚聖冴、土永雷、SO(スタンドオフ)には呉洸太、饒平名悠斗、CTBはダーヴィット・ケラーマン、渡邉弐貴、フレイザー・クワーク、バックスリーには元日本代表WTB/FB藤田慶和、東京五輪に出場した本村直樹、2021年のトップリーグトライ王のテビタ・リー、南アフリカ出身のFBのFC・デュプレッシー(ブルズ)、7人制日本代表の植村陽彦らがいる。

「見ている人たちが、ワクワクするスタイルのラグビーを目指している」とクローリーHCが話しているように、アタック力には定評のあるヒート。セットプレーとディフェンスを磨いて、今季は1つでも多くの白星を重ねて、トップ6へチャレンジする。

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