ディビジョン1 / カンファレンスB
三重ホンダヒート
INFORMATION
チーム情報
SCHEDULE
スケジュール
データ提供:
MEMBER
メンバー
土永 雷
Azuma Doei
ダーウィッド・ケラーマン
Dawid Kellerman
FC・デュプレッシー
FC Du Plessis
フェインガ・ファカイ
Feinga Fakai
フランコ・モスタート
Franco Mostert
フレイザー・クワーク
Fraser Quirk
田嶋 グン
Gun Tajima
呉 洸太
Gwangtee Oh
植村 陽彦
Haruhiko Uemura
中尾 隼太
Hayata Nakao
赤平 勇人
Hayato Akahira
白濱 弘章
Hiroaki Shirahama
山田 生真
Ikuma Yamada
ヤンコ・スワナポール
Janko Swanepoel
ジョニー・ファアウリ
Johnny Faauli
川合 カイト
Kaito Kawai
平野 叶翔
Kanato Hirano
ワイマナ・カパ
Waimana Kapa
星野 克之
Katsuyuki Hoshino
小池 一宏
Kazuhiro Koike
當眞 慶
Kei Toma
郡司 健吾
Kengo Gunji
平井 建多
Kenta Hirai
山路 健太
Kenta Yamaji
肥田 晃季
Koki Hida
宮坂 航生
Koki Miyasaka
服部 航介
Kosuke Hattori
岡野 喬吾
Kyogo Okano
ラリー・スルンガ
Larry Sulunga
レメキ ロマノ ラヴァ
Lemeki Lomano Lava
テビタ・リー
Tevita Li
マナセ・ハビリ
Manase Havili
マヌ・ヴニポラ
Manu Vunipola
マーク・アボット
Mark Abbott
マティウス・バッソン
Matthys Basson
本村 直樹
Naoki Motomura
パブロ・マテーラ
Pablo Matera
古田 凌
Ryo Furuta
西村 龍馬
Ryoma Nishimura
小林 亮太
Ryota Kobayashi
サム・シェパード
Sam Sheperd
根塚 聖冴
Shogo Nezuka
肥爪 駿
Shun Hizume
渡邉 弐貴
Soki Watanabe
竹中 太一
Taichi Takenaka
吉岡 大貴
Taiki Yoshioka
藤井 拓海
Takumi Fujii
北條 拓郎
Takuro Hojo
タリフォロフォラ・タンギパ
Talifolofola Tangipa
鶴川 達彦
Tatsuhiko Tsurukawa
ツポウ テビタ
Tevita Tupou
トム・バンクス
Tom Banks
トニー・ハント
Tony Hunt
コナー・ウィホンギ
Connor Wihongi
秋山 陽路
Yoji Akiyama
藤田 慶和
Yoshikazu Fujita
笠掛 優
Yu Kasagake
松浦 祐太
Yuta Matsuura
饒平名 悠斗
Yuto Yohena
写真提供:©JRLO
ディビジョン1参戦2シーズン目、大型補強でトップ6へ挑む
下部リーグでの戦いが長かったが、2018年度、2021年のトップリーグでは9位と1桁の順位だった『Honda HEAT』。
リーグワン元年はディビジョン2からのスタートとなったが、三重県と三重県ラグビー協会と3者による「ホームタウン包括連携協定」を締結。三重県をホストエリアとして、チーム名は三重ホンダヒートとなり、新たなスタートを切った。ホストスタジアムは鈴鹿市にある『三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 サッカー・ラグビー場』を使用する。エンブレムやロゴも一新した。
ただし、2026-27シーズンから本拠地を栃木県宇都宮市に移す予定で、クラブハウスや練習場も一新し、『栃木県グリーンスタジアム』をホストスタジアムとして使用する予定だ。もちろん、鈴鹿市もセカンダリーホストとして年間、数試合行う見込みだという。
リーグワン元年はNECグリーンロケッツ東葛と入替戦を戦い、1勝1敗だったが勝ち点差で昇格を逃した。2022-23シーズン、ディビジョン2で2位となり、入替戦で再びグリーンロケッツと対戦し、念願のディビジョン1昇格を果たした。
昨季、初のディビジョン1でのチャレンジで、新指揮官にワールドカップでイタリア代表の指揮を執った、元オールブラッスFB(フルバック)のキアラン・クローリーを招聘。しかし、リーグ戦では1勝しかできず、11位で入替戦に回り、豊田自動織機シャトルズに勝利し残留した。
今季もクローリーHCが引き続き指揮を執り、マリウス・フーセン コーチ、伊藤鐘史コーチ、高忠伸コーチ、斎藤展士コーチらとともに、プレシーズンからチームの強化を進めてきた。
「上位と戦うためのフィジカルを鍛えてきた。今シーズンは新しい選手も増え、チーム内の競争力も上がった。課題だったディフェンスも、今シーズンはリーグ屈指のディフェンス力のあるチームになるために、規律や一貫性も出していきたい」とクローリーHC。
FL(フランカー)古田凌がキャプテンを退き、新キャプテンにはPR(プロップ)藤井拓海が就いた。FW(フォワード)リーダーは現役アルゼンチン代表で2024年のワールドラグビーの「ベスト15」であるFLパブロ・マテーラ、FLワイマナ・カパの2人、BK(バックス)リーダーは古巣に戻ってきたFB(フルバック)レメキ ロマノ ラヴァと新人のSH(スクラムハーフ)北條拓朗(天理大学)の2人が務める。
藤井キャプテンは「昨季はベスト8という目標を掲げリーグ戦に臨んだが、11位と満足のいく結果を得ることはできなかった。その中で、今季は新たにベスト6というさらに高い目標を掲げた。必達できるようチーム一丸となり、これまで以上にハードワークしていく」と意気込んでいる。
また、クローリーHCは、「見ている人たちが、ワクワクするスタイルのラグビーを目指している。選手やスタッフとしっかりと連携を取りながら、昨季の基盤を固め、これから始まるヒートのエキサイティングな時代を楽しみにしている」。
FW(フォワード)はFLマテーラと、ワールドカップで南アフリカの連覇に貢献したLOフランコ・モスタートら、BK(バックス)はFBレメキと、オーストラリア代表経験のあるトム・バンクスが中軸となる。
20人が退部し、新たに20人が加わった今季のヒート。他チームからの新加入選手はHO(フッカー)小池一宏(ブラックラムズ東京)、HO/FL山田生真(神戸スティーラーズ)、LOマーク・アボット(埼玉ワイルドナイツ)、LO(ロック)西村龍馬(トヨタヴェルブリッツ)、LOヤンコ・スワナポール(ブルズ)。
FL/NO8(ナンバーエイト)トニー・ハント(スピアーズ船橋・東京ベイ)、FL/NO8ツポウ テビタ(花園近鉄ライナーズ)、NO8タリフォロフォラ・タンギパ(シャトルズ愛知)、NO8/PRフェインガ・ファカイ(東京サンゴリアス)が入部した。
そして、BKはレメキ以外にSO(スタンドオフ)/FBマヌ・ヴニポラ(サラセンズ)、元日本代表のSO中尾隼太(ブレイブルーパス東京)、7人制代表経験のあるCTB(センター)ジョニー・ファアウリ(静岡ブルーレヴズ)、WTB(ウィング)ラリー・スルンガ(浦安 D-Rocks)と豪華なメンバーが加わった。
大卒新人も北條以外にPR平井建多(九州共立大学)、LO笠掛優(東洋大学)、SH宮坂航生(専修大学)、CTBマナセ・ハビリ(天理大学)、CTB岡野喬吾(同志社大学)の5人が入部している。
その他、FWにはPR鶴川達彦、マティウス・バッソン、吉岡大貴、平野叶翔、田嶋グン、HO肥田晃季、白濱弘章、LO秋山陽路、コナー・ウィホンギ、サム・シェパード、キャプテン経験のあるFL小林亮太、當眞慶、服部航介らがいる。
BKはベテランSH山路健太や、根塚聖冴、土永雷、SO(スタンドオフ)には呉洸太、饒平名悠斗、CTBはダーヴィット・ケラーマン、渡邉弐貴、フレイザー・クワーク、バックスリーには元日本代表WTB/FB藤田慶和、東京五輪に出場した本村直樹、2021年のトップリーグトライ王のテビタ・リー、南アフリカ出身のFBのFC・デュプレッシー(ブルズ)、7人制日本代表の植村陽彦らがいる。
「見ている人たちが、ワクワクするスタイルのラグビーを目指している」とクローリーHCが話しているように、アタック力には定評のあるヒート。セットプレーとディフェンスを磨いて、今季は1つでも多くの白星を重ねて、トップ6へチャレンジする。
TEXT:斉藤健仁