オリー・チェッサム
FW
FORWARD
オリー・チェッサム
Ollie CHESSUM


PROFILE
- 生年月日
- 2000年9月6日
- ポジション
- LO(ロック)
- 身長/体重
- 201cm/118kg
- 所属協会
- イングランド
- 所属チーム
- レスター・タイガース
- ライオンズキャップ
- 0
(2025年6月10日現在)
- イングランド代表キャップ
- 28
(2023年ワールドカップメンバー)
(2025年6月10日現在)
幼少からサッカーをやっていたが、13歳の時にラグビーを始めた。しかし、15歳でレスター・タイガースの若手選手育成プログラムに参加したものの、楽しくなくなくやめてしまう。
1年後、地元のラグビークラブに入団。高校卒業後、18歳で『チャンピオンシップ』(2部)所属のノッティンガムと契約し、2020年夏にレスター・タイガースに入団した。同年8月にグロスター戦でシニアデビューを果たすと、すぐに主力として定着し、2020-21シーズンの『プレミアシップ』優勝にも大きく貢献した。
2021-22シーズンの『プレミアシップ』決勝では終了間際、SO(スタンドオフ)フレディ・バーンズ(元・豊田自動織機シャトルズ愛知)のDG(ドロップゴール)でレスターが15-12で勝利を決める直前に、ルーズボールを拾ってボールを奪取するなど連覇に貢献。
そのシーズンの活躍が評価され、2022年にイングランド代表に初招集され、『シックス・ネーションズ』のイタリア代表戦でイングランド代表デビューを飾った。
2023年ラグビー『ワールドカップ』のフランス大会に初出場し、全試合に出場した。2024-25シーズンはレスターでキャプテンも務めて、イングランド代表としてもイングランド協会とエリート契約(クラブだけでなく協会とも契約し、代表でもプレーする契約)を結ぶ初めての選手の1人となった。
かつての指揮官で、日本代表のエディ・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)が、「コートニー・ローズのようなラインアウトのスキルと、ボールキャリー能力がある」と称賛したように、イングランド代表ではローズの後継者としての活躍を見せており、今回、初めてライオンズ遠征にも招集された。
◆弟のルイスもレスターでプレーするLO(ロック)で、2024-25シーズンはリーグワンの三菱重工相模原ダイナボアーズに在籍し、10試合プレーした。コロナ禍の期間に、家族経営の会社で溶接工として働いていたこともある。
TEXT by 斉藤健仁