エリオット・デイリー
BK
BACKS
エリオット・デイリー
Elliot Daly
PROFILE
- 生年月日
- 1992年10月8日
- 所属チーム
- サラセンズ(イングランド)
- ポジション
- WTB(ウィング)/FB(フルバック)
- 身長/体重
- 179cm/83kg
- ライオンズキャップ
(テストマッチ) - 7(3)
※2017年ツアーメンバー
(2021年6月15日現在)
- イングランド代表キャップ
- 52
※2019年ワールドカップメンバー
(2021年6月15日現在)
イングランド代表、サラセンズで存在感を示してきた左足のロングキックが得意なユーティリティBK(バックス)だ。2013年、バーバリアンズの一員としてライオンズ相手にPG(ペナルティゴール)を決め、2017年はライオンズのメンバーとしてオールブラックス相手にPGを決めた唯一の選手である。
子供の頃から運動神経が抜群で、5歳の時にラグビーを始め、中学時代のコーチの指導で武器であるロングキックのスキルを磨いた。U16、U18、U20イングランド代表を経験し、アカデミーを経て2010年にワスプスでプロデビューを果たした。
2015年はイングランド代表のトレーニングスコッドに選ばれたが、試合に出場することはなく、2016年にイングランド代表として初キャップを獲得した。2017年からはイングランド代表に定着し、WTB(ウィング)、FB(フルバック)でプレーするようになった。
イングランド代表のエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)から「スイスアーミーナイフ」と呼ばれるロングキックも光り、2019年ワールドカップにも出場した。2019-20シーズンからはサラセンズでプレーしている。バックスリーだけでなく、CTBでもプレーできる。2度目のライオンズ遠征でも、ロングキックと複数のポジションをカバーすることで勝利に貢献する。
◆3人兄弟の末っ子。10代の頃はクリケットの選手としても名を馳せた。学業も優秀で、ついたあだ名は「Mr.パーフェクト」。ケンブリッジ大学に進学してラグビーをやりたいと考えていた。「ウィンストン」という名前の黒いパグを飼っていて、愛犬のインスタグラムも開設している。ジャグリングも得意。
TEXT by 斉藤健仁