ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ チーム紹介
The British and Irish Lions
今回、2021年のライオンズは6月26日(土)にスコットランドで日本代表と対戦した後、7月から8月にかけて南アフリカに遠征。2019年ワールドカップ王者の南アフリカ代表「スプリングボクス」と3試合を行うほか、スーパーラグビーのチームなどと合計8試合を戦う。
前々回の2013年オーストラリア遠征から、ニュージーランド出身で2019年ワールドカップでもウェールズ代表を率いたウォーレン・ガットランドが、3回連続で指揮官を務めている。キャプテンにはウェールズ代表主将でもある、FL(フランカー)アラン ウィン・ジョーンズが指名された。今回のメンバーでただ一人、2009年南アフリカ遠征から4回連続参加している選手だ。
今回のライオンズのスコッドに選出された37人のうち、イングランド代表SO(スタンドオフ)/CTB(センター)オーウェン・ファレル、スコットランド代表FB(フルバック)スチュアート・ホッグ、アイルランド代表SH(スクラムハーフ)コーナー・マレーなど、21名は前回の2017年ニュージーランド遠征に参加したメンバーとなった。
2017年の遠征ではオールブラックスに対し、1勝1敗1分の成績だった。南アフリカ代表とは2009年に対戦し、最終戦で勝ったものの、1勝2敗と負け越している。今回は大半がワールドカップ優勝メンバーで構成されたスプリングボクス相手に、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズは勝ち越すことができるか。
TEXT by 斉藤健仁
メンバー
ザンダー・ファーガソン
ウィン・ジョーンズ
アンドリュー・ポーター
ローリー・サザーランド
ケン・オーウェンズ
タイグ・バーン
イアン・ヘンダーソン
ジョニー・ヒル
コートニー・ロウズ
ジャック・コナン
アリ・プライス
クリス・ハリス
ジョシュ・アダムズ
ドゥハン・ファンデルメルヴァ
アダム・ビアード
ジョシュ・ナヴィディ
カイル・シンクラー