ギャリー・リングローズ
BK
BACKS
ギャリー・リングローズ
Garry RINGROSE


PROFILE
- 生年月日
- 1995年1月26日
- ポジション
- CTB(センター)
- 身長/体重
- 188cm/95kg
- 所属協会
- アイルランド
- 所属チーム
- レンスター
- ライオンズキャップ
- 0
(2025年6月10日現在)
- アイルランド代表キャップ
- 67
(2019・23年ワールドカップメンバー)
(2025年6月10日現在)
ブライアン・オドリスコルの後継者と呼ばれた、アイルランドBK(バックス)の中心選手。パスを受ける瞬間に巧みにコースを変え、まともにタックルを受けず、タックルを受けたときのオフロードパスも精度が高い。ディフェンスのギャップを見つけると瞬時の加速でトライまで走りきる力も持つ。
U20アイルランド代表として『ジュニアワールドチャンピオンシップ』に出場し、2トライを挙げる活躍を見せ、準決勝に進出。その年のワールドラグビー・ジュニアプレイヤー・オブ・ザ・イヤーにもノミネートされた。
そのパフォーマンスを見て、レンスターのレオ・カレンHC(ヘッドコーチ)がトップチームに抜擢し、2015年9月に20歳でプロデビューした。そこから一気にチームの主軸となり『Pro12』の決勝進出に貢献した。
2016年の秋にアイルランド代表に初招集。歴史的勝利を挙げたオールブラックス戦ではベンチ入りしたものの、出場はできず、次のカナダ代表戦で初キャップとなった。期待された2017年『ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ』の招集は叶わなかったが、日本遠征では2試合とも出場し、2トライを挙げた。
日本遠征から帰国後、痛めていた肩を手術し、約5か月間離脱。長期リハビリを経て、レンスターの戦列に年末復帰したものの、1月上旬の試合で今度は足首を負傷。2018年『シックス・ネーションズ』のスコットランド代表戦で復帰し、2019年『ワールドカップ』でもプレーした。
しかし、2021年には調子を落とし、ライオンズツアーの南アフリカ遠征メンバーから外れた。それでも、2023年にはクラブで共同キャプテンを務め、2度目の『ワールドカップ』にも出場。「3度目の正直」となった今回のライオンズツアーで、輝きを見せたい。
◆ダブリンでビジネスと法律を学んだ。家族と暮らしていたが、プロになって実家の近くに家を購入した。本人はジャンクフード好きだが、大学院で栄養学を学んだ妻のサポートの下、プロ選手として食事の管理も徹底している。
TEXT by 斉藤健仁