ベン・アール
FW
FORWARD
ベン・アール
Ben EARL


PROFILE
- 生年月日
- 1998年1月7日
- ポジション
- FL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)
- 身長/体重
- 188cm/107kg
- 所属協会
- イングランド
- 所属チーム
- サラセンズ
- ライオンズキャップ
- 0
(2025年6月10日現在)
- イングランド代表キャップ
- 42
(2023年ワールドカップメンバー)
(2025年6月10日現在)
身体が周りより大きかったので、11歳くらいの時に初めてラグビーボールに触れたが、その頃はクリケットに夢中で、ラグビーと並行して15歳まで続けた。水泳も得意で13歳のカテゴリーでは自由型で全国3位になったこともあるという。
中学からラグビーを本格的に始めて、最初はBK(バックス)だったが、バックローに転向し、U16イングランド代表に選ばれたのを契機にプロを目指すことになった。
サラセンズのアカデミーに入団し、2016年に『プレミアシップ』デビュー。2020-21シーズンはブリストルにレンタル移籍したあと、翌シーズンに復帰、ハーレクインズとのプレーオフ準決勝でハットトリックを決めるなどの活躍を見せ、2021-22シーズンのプレミアシップラグビー年間最優秀選手賞を受賞した。
イングランド代表としては、2018年に初めて召集を受けるが、2020年『シックス・ネーションズ』のスコットランド代表戦で初キャップを獲得した。2023年『ワールドカップ』フランス大会に出場し、アルゼンチン代表との3位決定戦で、テストマッチの初トライを決めるなど、中軸として活躍。
2024年『シックス・ネーションズ』では2トライを挙げ、大会最多の73キャリーを記録。また、2023-24シーズン『プレミアシップ』の最優秀選手賞にノミネートされ、イングランドの最優秀選手にも選出された。プレミアシップの年間ベスト15にも4度選出されており、今回、うれしい初のライオンズ選出となった。
◆幼い頃の憧れはタイガー・ウッズで、自身のゴルフのハンディキャップは11だという。名門ロンドン大学クイーン・メアリーで比較文学を収めた。父親は行政弁護士で、母親ベリンダは小売業界の実業家として有名だ。
TEXT by 斉藤健仁