ステフェン・クライスヴァイク
Jumbo-Visma
ステフェン・クライスヴァイクSteven KRUIJSWIJK
PROFILE
- チーム
- ユンボ・ヴィスマ
- 生年月日
- 1987年6月7日
- 身長/体重
- 178cm/63kg
- 国籍
- オランダ
- Strava
- Steven Kruijswijk
- @s_kruijswijk
- stevenkruijswijk
- Steven Kruijswijk
- Archive
- 2023・2022・2021・2020・2019
- 【Past results】
- ジロ・デ・イタリア:2015年総合7位、2016年総合4位
- ツール・ド・フランス:2018年総合5位、2019年総合3位、区間1勝(TTT)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ:2017年総合9位、2018年総合4位
- 2011年:ツール・ド・スイス総合3位
- 2014年:アークティック・レース・オブ・ノルウェー総合優勝、ツール・ド・ランカウイ総合7位
- 2015年:ツール・ド・ラン総合5位、ツアー・オブ・ブリテン総合7位
- 2016年:ツアー・ド・ヨークシャー総合5位
- 2017年:ツール・ド・スイス総合3位、ツール・ド・ラン総合5位、ボルタ・ア・カタルーニャ総合7位、ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ総合8位
- 2018年:ツール・ド・ロマンディ総合6位、ブエルタ・ア・アンダルシア総合7位、ボルタ・ア・カタルーニャ総合8位、ツール・ド・スイス 総合8位
- 2019年:ブエルタ・ア・アンダルシア総合3位、ボルタ・ア・カタルーニャ総合5位、ツール・ド・ロマンディ総合6位
- 2021年:ツール・ド・ラン総合4位
- 2022年:ツール・ド・ロマンディ総合7位
角ばった肩の形から「de Kleerhanger」 (洋服ハンガー)のあだ名を蘭メディアから頂戴しているが、その肩と鎖骨をツール第15ステージでの落車で複雑骨折してしまった。
本当は、以前マリア・ローザを5日間着用したジロに、総合エースの一人として出場するという選択肢もあった。そちらを選ばすにヴィンゲゴーのために走るツールを選んだのは、育成時代から過ごしたチームがツール総合初優勝を達成する瞬間に、その一員として立ち合いたかったから。その願いの半分は叶い、半分は叶わなかったことになる。
果敢な走りで知られるが、怪我も多い。グランツ―ル通算21回出場のうち、全てが落車によるものではないが、途中棄権が7回ある。けれど、完走した大会については、最終日前々日に総合首位を失った2016年ジロだけでなく、2018年ツール総合5位、ブエルタ総合4位、2019年ツール総合3位。プロトン屈指のクライマーとして結果を残してきた。
まだ3年は走りたい、という彼の夢は、ジロの表彰台と、2019年に1勝を挙げているツールでもう一度区間優勝をすること。ただし、2023年はツールでヴィンゲゴーの総合タイトル防衛に全力を尽くす。
さいたまではバイク上の元気な姿を見せてくれたが、実際のレースに復帰したのはツール棄権から実に222日ぶりのオ・グラン・カミーニョ(2/23)だった。そのあとはカタルーニャ一周、バスク一周、ツール・ド・ロマンディ、クリテリウム・デュ・ドーフィネの前哨戦を経て、自身8回目のツールに向かう。
text:寺尾真紀 写真:© Bram Berkien