TEAM DETAILS 大阪ブルテオン

INFORMATION

略称
大阪B
ホームタウン
大阪府枚方市
ホームアリーナ
パナソニックアリーナ
創設
1952年
最近の成績
2019-20シーズン DIVISION1 準優勝/レギュラーシーズン1位(24勝3敗)
2020-21シーズン DIVISION1 準優勝/レギュラーシーズン2位(29勝7敗)
2021-22シーズン DIVISION1 3位/レギュラーシーズン3位(25勝11敗)
2022-23シーズン DIVISION1 3位/レギュラーシーズン3位(24勝12敗)
2023-24シーズン DIVISION1 準優勝/レギュラーシーズン1位(32勝4敗)
公式SNS

2024-25シーズンからスタートするSVリーグと時を同じくして、今夏にリブランディングを実施。「パナソニックパンサーズ」から「大阪ブルテオン」の名称に変わり、併せてチームロゴも新しくなっている。

なお、「ブルテオン」とは、BLUE(=青)とEON(=永遠)を掛け合わせたもので、スポーツ界の中で唯一無二の造語として誕生した。

パナソニック時代から歴史は長く、リーグを代表する強豪クラブチームとして活動を続け、1994-95シーズンに始まった第1回Vリーグからの優勝回数は6度を数える。日本バレーボールシーンを彩ってきた名プレーヤーが、代々在籍しているのもチームの特徴だ。

現在38歳、今季のチームにおいて最年長の清水邦広はその1人で、『ゴリ』の愛称で親しまれたサウスポーは、今なお高い人気を誇る。その系譜は受け継がれ、昨季は超がつくほど大型補強を敢行したことで、名実ともトップの顔ぶれが並ぶことになった。

その最たる例が、オポジットの西田有志とリベロの山本智大。日本代表でも活躍する2人は移籍加入初年の昨季、さっそくハイレベルなパフォーマンスを発揮した。リーグは準優勝に終わるも、令和6年度天皇杯全日本バレーボール選手権大会では優勝を手にしている。

とはいえ、トッププレーヤーの補強による強化が、結果に直結するとは限らないのがスポーツの世界。そこにはチーム全員の高いプロ意識や、東京五輪で母国フランスを金メダルに導いたティリ ロラン監督の巧みな選手器用と采配がある。それらは強さの根源として変わらない。

昨季からは司令塔とエースの顔ぶれが代わることになるが、移籍加入したセッターの永露元稀やアウトサイドヒッターの富田将馬ら日本代表の面々が穴を埋める。さらにはキューバ代表のキャプテンであるミゲル ロペスも加わった。

振り返れば、前身のVリーグが始まった2018-19シーズンに『初代王者』に輝き、これがチームにとっては現時点で最後のリーグタイトル。SVリーグ始動の今季、栄光を再びつかめるか。

TEXT:坂口功将

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