TEAM DETAILS
大阪ブルテオン
INFORMATION
2024-25シーズンからスタートするSVリーグと時を同じくして、今夏にリブランディングを実施。「パナソニックパンサーズ」から「大阪ブルテオン」の名称に変わり、併せてチームロゴも新しくなっている。
なお、「ブルテオン」とは、BLUE(=青)とEON(=永遠)を掛け合わせたもので、スポーツ界の中で唯一無二の造語として誕生した。
パナソニック時代から歴史は長く、リーグを代表する強豪クラブチームとして活動を続け、1994-95シーズンに始まった第1回Vリーグからの優勝回数は6度を数える。日本バレーボールシーンを彩ってきた名プレーヤーが、代々在籍しているのもチームの特徴だ。
現在38歳、今季のチームにおいて最年長の清水邦広はその1人で、『ゴリ』の愛称で親しまれたサウスポーは、今なお高い人気を誇る。その系譜は受け継がれ、昨季は超がつくほど大型補強を敢行したことで、名実ともトップの顔ぶれが並ぶことになった。
その最たる例が、オポジットの西田有志とリベロの山本智大。日本代表でも活躍する2人は移籍加入初年の昨季、さっそくハイレベルなパフォーマンスを発揮した。リーグは準優勝に終わるも、令和6年度天皇杯全日本バレーボール選手権大会では優勝を手にしている。
とはいえ、トッププレーヤーの補強による強化が、結果に直結するとは限らないのがスポーツの世界。そこにはチーム全員の高いプロ意識や、東京五輪で母国フランスを金メダルに導いたティリ ロラン監督の巧みな選手器用と采配がある。それらは強さの根源として変わらない。
昨季からは司令塔とエースの顔ぶれが代わることになるが、移籍加入したセッターの永露元稀やアウトサイドヒッターの富田将馬ら日本代表の面々が穴を埋める。さらにはキューバ代表のキャプテンであるミゲル ロペスも加わった。
振り返れば、前身のVリーグが始まった2018-19シーズンに『初代王者』に輝き、これがチームにとっては現時点で最後のリーグタイトル。SVリーグ始動の今季、栄光を再びつかめるか。
TEXT:坂口功将
MOVIE
PLAYERS
清水 邦広
KUNIHIRO SHIMIZU
中村 駿介
SHUNSUKE NAKAMURA
富田 将馬
SHOMA TOMITA
ジェスキー トーマス
THOMAS JOHN JAESCHKE
仲本 賢優
KENYU NAKAMOTO
山内 晶大
AKIHIRO YAMAUCHI
西田 有志
YUJI NISHIDA
山本 智大
TOMOHIRO YAMAMOTO
池城 浩太朗
KOTARO IKESHIRO
西山 大翔
HIROTO NISHIYAMA
西川 馨太郎
KEITARO NISHIKAWA
永露 元稀
MOTOKI EIRO
小宮 雄一郎
YUICHIRO KOMIYA
エバデダン ラリー
LARRY IK EVBADE-DAN
ロペス ミゲル
LOPEZ CASTRO MIGUEL ANGEL
金田 晃太朗
KOTARO KANETA
竹内 慶多
KEITA TAKEUCHI