ディビジョン1 / カンファレンスB

花園近鉄ライナーズ

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UNIFORM

ファーストジャージ

セカンドジャージ

  • 呼称

    花園近鉄ライナーズ

  • ホストエリア

    東大阪市、大阪府

  • 公式SNS

向井HCが新たに就任。「堅守速攻」で白星奪取を狙う

トップリーグ時代は昇格と降格を繰り返していた近鉄ライナーズ。リーグワン元年はディビジョン2からのスタートとなったが、1年でしっかり昇格した。チーム名は、ホストスタジアムである『東大阪市花園ラグビー場』の名にちなんで、花園近鉄ライナーズとなった。

ライナーズの由来は近鉄の特急「アーバンライナー」にちなんでいる。エンブレムも一新し、花園(H)、近鉄(K)、ライナーズ(L)のアルファベット頭文字を組み合わせたデザインとなった。新マスコットキャラクターは近鉄特急「ひのとり」をモチーフにした「LINER MAN」(ライナマン)となった。

ディビジョン1初挑戦となった昨季は、リーグワーストの1試合平均53.4失点で開幕から14連敗を喫し、1勝15敗で最下位に終わった。だが、入替戦ではディビジョン2で優勝した浦安D-Rocksに連勝し、残留を果たした。

今季より、指揮官は水間良武HC(ヘッドコーチ)から、新たに経験豊富な向井昭吾を招聘した。向井HCと言えば、東芝時代に日本選手権で3連覇を達成し、トップリーグ時代もコカ・コーラを指揮し、日本代表でも2003年ワールドカップを指揮した名将だ。

「今までの経験をライナーズにすべて注入し、昨年は最下位だったが、1つでも2つでも上に向けていけるように、そして男らしさを前面に出していけるようなチームカラーにしていきたい」と意気込んでいる。

キャプテンは引き続きFL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)野中翔平が務め、副キャプテンにはCTB(センター)片岡涼亮、LO(ロック)/FLパトリック・タファが新たに就いた。

そして、選手、スタッフ、ファンであるパッセンジャー、みんなで少しでも上位を目指すという思いを込めて、今季のスローガンには「ONE TEAM」を掲げた。「プロセスを大切にしながら、自分との闘い、チーム内での闘い、そして相手との闘いで勝って結果をだせるようONE TEAMで頑張っていきます」(野中主将)。

ワールドカップで活躍した日本代表FB(フルバック)/WTB(ウイング)セミシ・マシレワは、大会中のけがにより、シーズン途中からの出場になりそうだ。他には夏の日本代表活動に参加した日本代表2キャップのLOサナイラ・ワクァ、元オーストラリア代表のSH(スクラムハーフ)ウィル・ゲニア、SO(スタンドオフ)クウェイド・クーパー、元スコットランド代表LOベン・トゥーリスら国際経験豊富な選手たちがチームを引っ張る。

他にもFW(フォワード)は、PR(プロップ)田中健太、佐々木駿、三竹康太、ネスタ・マヒナ、HO(フッカー)は金子恵一、廣野翔太、今季から2番に転向した上山黎哉、LOにはベテランの松岡勇、村田毅、バックローには東京五輪代表だったセル ホゼ、ニュージーランド出身のジェド・ブラウン、7人制ラグビーでワールドカップにも出場経験があるツポウ テビタ、菅原貴人、横井隼。

SHは人羅奎太郎と中村友哉、SOは野口大輔、吉本匠、CTB(センター)にはSOでもプレー可能なステイリン パトリック、小野木晃英、岡村晃司らがいる。バックスリーは木村朋也、ジョシュア・ノーラ、林隆広、髙野蓮、リキエナ・カウフシ、竹田宜純ら決定力のある選手が揃っている。

他チームからの新加入選手はHOアンドリュー・マカリオ(ハイランダーズ)、LOジェームス・ブラックウェル(ハリケーンズ)、LOジョセフ・ドモニ(ネルソンカレッジ)、SO/CTBセバスチャン・シアラウ(レベルズ)、CTB小林広人(静岡ブルーレヴズ)、CTBブレンダン・ベンター(ライオンズU18)が加入。

大卒新人はPR井上優士(東海大学)、PR岩上龍(日本大学)、HO福井翔(帝京大学)、FL梅村柊羽(東洋大学)、CTB金澤春樹(青山学院大学)が入り、すでにアーリーエントリーでHO福井、FL梅村、CTB金澤はリーグワンデビューを果たしている。

東大阪市を中心とした地元ファンに愛されるライナーズ。ディフェンスの立て直しは急務であり、向井HCも「堅守速攻」を掲げる。今季は1つでも多くクロスゲームに持ち込み、白星を積み上げることができるか。

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