リッチー・ポート
INEOS Grenadiers
リッチー・ポートRichie PORTE
PROFILE
- チーム
- イネオス・グレナディアーズ
- 生年月日
- 1985年1月30日
- 身長/体重
- 172cm/62kg
- 国籍
- オーストラリア
- Strava
- Richie Porte
- @richie_porte
- richie_porte
- 【Past results】
- ジロ・デ・イタリア:2010年総合7位&ヤングライダー賞
- ツール・ド・フランス:2016年総合5位、2020年総合3位
- 2013年:パリ〜ニース総合優勝、クリテリウム・デュ・ドーフィネ総合2位
- 2015年:国内選手権個人タイムトライアル優勝、ツアー・ダウンアンダー総合2位、ヴォルタ・アン・アルガルヴェ山岳賞、パリ〜ニース総合優勝、ボルタ・ア・カタルーニャ総合優勝
- 2016年:ツアー・ダウンアンダー総合2位、パリ~ニース総合3位
- 2017年:ツアー・ダウンアンダー総合優勝、ツール・ド・ロマンディ総合優勝
- 2018年:ツアー・ダウンアンダー総合2位、ツール・ド・ロマンディ総合3位、ツール・ド・スイス総合優勝
- 2019年:ツアー・ダウンアンダー総合2位
- 2020年:ツアー・ダウンアンダー総合優勝
- 2021年:クリテリウム・デュ・ドーフィネ総合優勝、ボルタ・ア・カタルーニャ総合2位、ツール・ド・ロマンディ総合2位
21歳でトライアスロンからロードレースへ転向し、25歳になる年にプロ入りしてから13年目。今シーズンの終わりに、輝かしかった自転車選手としてのキャリアに、終止符を打つ。
総合を2度制した祖国のダウンアンダーを、最後にもう1度走れなかったのは残念だ。しかも本大会で6連勝し、昨年コロナ禍の代替レース「サイクリングフェスティバル」でも1等賞を取ったウィランガ・ヒルで、今年は逃げを容認。勝利記録は7で、永遠に止まった。
ツール・ド・フランスは2度と走らない。2年前に総合3位に入り、「シャンゼリゼ表彰台に上った自分の写真」を自宅に飾れたことで、選手としての夢が叶った。もはや思い残すことはない。
むしろジロを人生最後のグランツールにしたい。プロ1年目に生まれて初めて出場したグランツールであり、マリア・ローザを3日間着用し、新人賞を勝ち取った……素敵な思い出がつまったレースに、7年ぶりに戻りたい。できれば生まれて初めてのグランツール区間勝利で、有終の美を飾りたい。
text:宮本あさか