ダニエル・マルティネス
INEOS Grenadiers
ダニエル・マルティネスDaniel Felipe MARTÍNEZ POVEDA
PROFILE
- チーム
- イネオス・グレナディアーズ
- 生年月日
- 1996年4月25日
- 身長/体重
- 172cm/63kg
- 国籍
- コロンビア
- Strava
- @danifmartinez96
- danielfelipemartinezp
- 【Past results】
- ジロ・デ・イタリア:2021年総合5位
- ツール・ド・フランス:区間1勝
- 2019年:国内選手権個人タイムトライアル優勝、パンアメリカン競技大会個人タイムトライアル優勝、パリ~ニース区間優勝、ツアー・オブ・広西 総合2位、ツアー・コロンビア総合3位
- 2020年:国内選手権個人タイムトライアル優勝、クリテリウム・デュ・ドーフィネ総合優勝&ヤングライダー賞、ツアー・コロンビア総合2位
- 2022年:国内選手権個人タイムトライアル優勝、イツリア・バスク・カントリー総合優勝&ポイント賞、パリ〜ニース総合3位、ヴォルタ・アン・アルガルヴェ総合3位
昨ジロではエガン・ベルナルを山で支え、叱咤激励し、同朋のマリア・ローザ獲りを演出。同時に自らも総合5位に飛び込んだ。この夏のツール・ド・フランスでは、アダム・イエーツの最終アシストを託される。「与えられた任務は、全力で執行する」と、きっぱり宣言も出した。
ただし予定は、あくまで開幕時のもの。年頭の国内選手権では個人タイムトライアルで3連覇を果たし、この3月のパリ〜ニースでは、アダムの順位を1つ上回り表彰台乗りを果たした。さらには4月のバスク一周で、落車棄権に終わったアダムの代わりに総合優勝を達成し……チーム側の認識は急速に変わりつつある。元ツール覇者ゲラント・トーマスが「2人のダブルエースで決まり」と発言したことも、エース就任への大きな後押しとなりそう。
ちなみにタデイ・ポガチャルをステージレースで最後に倒した「ユンボ以外の男」が2020年ドーフィネのマルティネスで、最後から2番目が2020年UAEツアーのアダム。当時は別々のチームだったが、2人で力を合わせることで、大きな山が動くかもしれない。
text:宮本あさか