アダム・イェーツ
INEOS Grenadiers
アダム・イェーツAdam YATES
PROFILE
- チーム
- イネオス・グレナディアーズ
- 生年月日
- 1992年8月7日
- 身長/体重
- 173cm/58kg
- 国籍
- イギリス
- Strava
- Adam Yates
- @AdamYates7
- adamyates7
- 【Past results】
- ジロ・デ・イタリア:2017年総合9位
- ツール・ド・フランス:2016年総合4位&ヤングライダー賞、2020年総合9位
- ブエルタ・ア・エスパーニャ:2021年総合4位
- 2014年:ツアー・オブ・ターキー総合優勝
- 2015年:クラシカ・サンセバスチャン優勝、グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル2位、ティレーノ~アドリアティコ総合9位
- 2016年:ツール・ド・ヨークシャー総合4位、クリテリウム・デュ・ドーフィネ総合7位
- 2017年:グラン・プレミオ・インドゥストリア・エ・アルティジャナート優勝、ミラノ〜トリノ2位、ボルタ・ア・カタルーニャ総合4位
- 2018年:クリテリウム・デュ・ドーフィネ総合2位、ツアー・オブ・カルフォルニア総合4位、ボルタ・ア・カタルーニャ総合4位、ティレーノ~アドリアティコ総合5位
- 2019年:CROレース総合優勝&山岳賞、ボルタ・ア・カタルーニャ総合2位、ティレーノ〜アドリアティコ総合2位、イツリア・バスク・カントリー総合5位&山岳賞
- 2020年:UAEツアー総合優勝
- 2021年:UAEツアー総合2位、ボルタ・ア・カタルーニャ総合優勝、イル・ロンバルディア3位
- 2022年:UAEツアー総合2位、パリ〜ニース総合4位
双子がそれぞれ別の道を歩み始めて1年。サイモンは「残酷なまでに不在を感じる」と告白したが、一方のアダムは、新天地で過ごした昨シーズンに合格点をつけた。ヨーロッパで初めてのワールドツアーステージレース制覇に、グランツール自己最高4位、そしてモニュメントで初の表彰台乗り。唯一の後悔は、シーズン一番の目標だった五輪で、メダルを取れなかったこと(9位)。
今季はさらに大きな成果を追い求める。なにしろ過去10年で7度ツール制覇を成し遂げたチームの、堂々たる「エース」として、開幕の地コペンハーゲンへと乗り込むのだ。
ツールで総合争いを託されるのは人生2度目。1度目の2019年大会は、思い通りの走りができず、結局はサイモンの区間2勝に救われた。逆に「区間勝利」狙いで走った2020年大会に、マイヨ・ジョーヌを4日間着用している。
ただ、今回は、決して「単独」エースではない。2019年覇者エガン・ベルナルは残念ながら不在だが、2018年覇者ゲラント・トーマスや今季好調ダニエル・マルティネスとは共同戦線を張る必要がある。
text:宮本あさか