ディビジョン2
九州電力キューデンヴォルテクス
INFORMATION
チーム情報
STATS
スタッツ
※「情報」と表示されている場合、選択すると詳細を見ることができます。
SCHEDULE
スケジュール
データ提供:
MOVIE
動画
MEMBER
メンバー
園中 良寛
Yoshihiro Sononaka
ショーン・ロビンソン
Sean Robinson
本田 佳人
Keito Honda
荒牧 佑輔
Yusuke Aramaki
フィル・バーリー
Phil Burleigh
トム・テイラー
Tom Taylor
上里 貴一
Kiichi Uezato
吉田 隼人
Hayato Yoshida
萩原 蓮
Ren Hagiwara
木付 丈博
Takehiro Kitsuki
鎌田 慎平
Shinpei Kamata
中島 謙
Ken Nakashima
金堂 眞弥
Masaya Kanado
早田 健二
Kenji Hayata
竹下 拓己
Takumi Takeshita
神田 悠作
Yusaku Kanda
ウォーカー アレックス拓也
Walker Alex Takuya
高井 迪郎
Michiro Takai
中村 元気
Genki Nakamura
レイ・タタフ
Ray Tatafu
江里口 真弘
Masahiro Eriguchi
山添 圭祐
Keisuke Yamzoe
キム・ギヒョン
Kim Kihyun
鹿子島 良輔
Ryosuke Kagoshima
松下 彰吾
Shogo Matsushita
金山 修真
Shuma Kanayama
石松 大空
Tomotaka Ishimatsu
徳永 一斗
Kazuto Tokunaga
猿渡 康雄
Yasuo Saruwatari
加藤 誠央
Makoto Kato
中靍 憲章
Noriaki Nakazuru
王 鏡聞
Wang Kyungmun
大野 和真
Kazuma Ono
黒木 健人
Kento Kuroki
大塚 憂也
Yuya Otsuka
尾池 亨允
Kosuke Oike
山田 有樹
Yuki Yamada
山田 章仁
Akihito Yamada
髙屋 直生
Naoki Takaya
チャーリー・ワージントン
Charlie Worthington
アーロン・キャロル
Aaron Carroll
コルビー・ファインガア
Colby Faingaa
齊藤 剛希
Goki Saito
サム・ヴァカ
Sam Vaka
竹ノ内 駿太
Shunta Takenouchi
古城 隼人
Hayato Kojyo
磯田 泰成
Yasunari Isoda
ファイアラガ 望サムエル
Sumuel Nozomu Faialaga
児玉 大輔
Daisuke Kodama
シオネ・リクアタ
Sione Likuata
中尾 康太郎
Kotaro Nakao
松下 真七郎
Shinhichiro Matsushita
写真提供:©JRLO
ディビジョン2に昇格した「九州の雄」が上位進出を狙う
西日本社会人リーグを引っ張ってきた存在で、トップリーグで5シーズン戦った経験のある九州電力キューデンヴォルテクス。昨季、ディビジョン2に昇格し、現在はリーグワンで唯一の九州に本拠地を置くチームだ。
チーム名は、2007年のトップリーグ初昇格時から使用しており、九州電力の略称である「キューデン」に、電気事業になじみの深い「電圧」を意味するとともに、「感情の激しさ、熱狂」という意味を併せ持つ、「ヴォルテージ」と「技術・技能」という意味を持つ「テクニック」を掛け合わせたもの。
ホストエリアは練習拠点があり、地域に根差したラグビーの普及・育成活動や地域貢献活動を行ってきた「福岡市」とし、ホストスタジアムは福岡市にある『ベスト電器スタジアム』『博多の森陸上競技場』を使用する。
さらにフレンドリーエリアを「九州全域(全県)」とした。チームや九州電力に所縁のある九州全域でも、公式戦や競技普及や育成活動、地域貢献活動に取り組んでいる。
エンブレムも従来と同じ、九州7県を表す7本のライン、チームキャラクターは日本神話に出てくる力の神「アメノタヂカラオ」の横顔がデザインされたもので、マスコットも力の神がモチーフの「キューデンヴォル太」くんを使用している。
リーグワン初年度はディビジョン3で4位となり、入替戦に出場できなかったが、昨季は9勝3敗で2位となり、入替戦に出場。清水建設江東ブルーシャークスと1勝1敗だったが勝ち点で上回り、ディビジョン2昇格を決めた。
HC(ヘッドコーチ)はレベルズや、トップリーグで指導歴のあるオーストラリア出身のゼイン・ヒルトンが務めていたが退任し、今村友基BK(バックス)コーチがHC代行として指揮を執り、新たにオーストラリア代表歴のあるペック・カーワンもFW(フォワード)コーチに加わった。
キャプテンは2020年度から4人の共同制となっており、今季も7人制代表やU20代表の経験があるFL(フランカー)高井迪郎、山田有樹は引き続いて務め、NO8(ナンバーエイト)ウォーカーアレックス拓也と、SH(スクラムハーフ)竹ノ内駿太の若手2人が新たに共同キャプテンとしてリーダーグループに入った。また、グラウンド外でリーダーシップを発揮するクラブキャプテンはWTB(ウイング)磯田泰成が務める。
選手は九州に縁のある選手が多いのが特徴だ。FW第1列にはPR(プロップ)猿渡康雄、ファイアラガ望サムエル、徳永一斗、大野和真、鹿子島良輔、鎌田慎平、HO(フッカー)は中村元気、吉田隼人、LOには身長195cmのレイ・タタフ、園中良寛、金山修真、石松大空、バックローにはFLコルビー・ファインガア。
BKには、SH児玉大輔、中尾康太郎、SO(スタンドオフ)にはセブンズでも活躍した荒牧佑輔、松下彰吾、松下真七郎、古城隼人、上里貴一。CTB(センター)には中靏憲章、タックルの強い黒木健人、萩原蓮、187cmと大型のサム・ヴァカらがいる。
WTBには途中出場が多かったが、昨季大活躍した元日本代表WTB山田章仁、早田健二、髙屋直生、FB(フルバック)にはステップに長けた7人制代表経験のある加藤誠央らが控える。
他チームからはPR尾池亨允(豊田自動織機シャトルズ愛知)、HO王鏡聞(コベルコ神戸スティーラーズ)、HO大塚憂也(三菱重工相模原ダイナボアーズ)、LOショーン・ロビンソン(ニューカッスル)、LO/FLアーロン・キャロル(カルカッソンヌ)、オールブラックス経験のあるSOトム・テイラー(東芝ブレイブルーパス東京)、SO/CTBチャーリー・ワージントン(ワラターズ・アカデミー)が入った。
大卒新人としてはLO江里口真弘(帝京大学)、FL山添圭祐(帝京大学)、FL/NO8キム・ギヒョン(流通経済大学)、SH神田悠作(東洋大学)、CTBシオネ・リクアタ(流通経済大学)、FB竹下拓己(京都産業大学)と強豪大学の中軸が新たに加わった。
ディビジョン2に上がったこともあり、今季は積極的に補強を行ったヴォルテクス。今村HC代行が「チームが大切にしてきた、『BROTHERHOOD』をより強固なものにし、全国のキューデンヴォルテクスファン(=Charger)の皆さまから愛されるチームを作り、魅力あるラグビーをお見せできるよう、日々成長していきます」。
また、「現在、九州唯一のリーグワン参戦チームとして、九州全体のラグビーを盛り上げるべく、チーム一丸となって努力して参ります」と話すように、九州からディビジョン2に旋風を巻き起こしてトップ3に入り、まずは入替戦に出場したい。
TEXT:斉藤健仁