コリー・ヒル

ウェールズ代表34キャップ。ラガッツのセットプレーを支えるLO

9歳でラグビーを始め、少年時代は地元のポンティプリッドを代表する選手として、各カテゴリーのウェールズ代表を歴任した。2012年には南アフリカでのジュニアワールドカップのウェールズU20代表主将に選ばれた。

その後、カーディフ・ブルーズのアカデミーを経て、トップチームデビュー。一時、イングランドでもプレーしたが、2013年からはドラゴンズでプレーした。2016年のオーストラリア代表戦でウェールズ代表初キャップを獲得。2017年にはブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズにも招集された。2018年夏のトンガとサモアへのツアーでは、ウェールズ代表の副キャプテンに任命され、2019年ラグビーワールドカップのメンバーにも選ばれたが、けがで来日しなかった。

2021年から念願だった日本でプレーすることを決め、横浜キヤノンイーグルスのスクラム、ラインアウトの中軸として活躍。2023-2024シーズンからセコムラガッツに移籍。2024年夏は再びウェールズ代表にも招集された。ワークレートも高く、バックローでもプレーできる。FWのセットプレーを支える要の1人だ。

◆趣味はゴルフ。好きな食べ物はバーベキュー。苦手な食べ物はチーズ。愛犬はプードルのベティ。妻と3人の子供がいる。

TEXT by 斉藤健仁

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