ワールドカップにも出場した経験豊富な元イングランド代表

イングランドのケント出身で、強豪サラセンズのアカデミーを経て、高校を卒業した18歳の時に、ニュージーランドへ渡った。オークランドとワイカトでITM杯（州代表選手権）を戦ったあと、イギリスに戻って、スコットランドのエディンバラと契約したもののケガもあり思うような活躍ができなかった。

イングランドのドンカスターでのプレーを経て、2015年には再びニュージーランドに行き、2016年にはブルーズでスーパーラグビーデビューを果たす。2017年、イングランドに帰国し、ノーサンプトン・セインツに入団し、同年7月のアルゼンチン代表戦でイングランド代表として初キャップを獲得する。日本で行われた2019年のワールドカップではイングランド代表に選ばれて、アメリカ代表戦に12番でプレーした。

2022年からはバースでプレーし、今季からウォーターガッシュに加入した。経験豊富な選手としてBK（バックス）の要となる。

◆オークランドでプレーしていた時に、ウェールズ代表のCTBハドレー・パークス（リコーブラックラムズ東京）と、SOガレス・アンスコム（東京サントリーサンゴリアス）とチームメイトだった。妻と娘の3人家族だが、まもなく新しい家族が増える予定だ。

TEXT by 斉藤健仁

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