コフィディス チーム詳細
コフィディスCofidis
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- Cofidis(消費者金融会社)
- チーム
Webサイト - equipecofidis.com/
- @TeamCOFIDIS
- teamcofidis
- Team Cofidis
- チームリスト
(UCI公式サイト) - https://www.uci.org/road/teams/
使用バイク:LOOK PROTOTYPE/LOOK 795 BLADE RS DISC
LOOK PROTOTYPE/LOOK 795 BLADE RS DISC
LOOK PROTOTYPE/LOOK 795 BLADE RS DISC
ルック・プロトタイプ/ルック・795ブレードRSディスク
●プロトタイプ
価格未定
●795ブレードRSディスク
フレームセット価格/60万5000円
※現在は情報が異なる場合がございます。
※掲載価格はプロチームが使うモデルと同等もしくは近似グレードのものです。
2022年:19勝、UCIランキング10位
完全なる単独スポンサーによる運営チームとしては、最古のプロ集団。元世界王者マウリツィオ・フォンドリエスト、元ブエルタ総合3勝トニー・ロミンゲル、言わずと知れたアームストロング等々のビッグネームを創設メンバーに集め、同チームでプロデビューを果たしたデヴィッド・ミラーが個人TT世界チャンピオンに上り詰めるなど、超がつくほどイケイケだった時代もあった。一方ではドーピング禍やプロコンチネンタル降格に、繰り返されるゼネラルマネージャーの交代劇……という迷走の日々も。
幸いにも2017年にGMにセドリック・ヴァッスールが就任して以来、イメージも成績も、確実に向上した。2020年にはワールドツアー再登録を果たした。過去4年はUCIランキングも着々と上昇した(21位→19位→15位→10位)。
ただ大きな成績が足りない。いわゆるクラシック勝利は2004年を最後に遠ざかっている。ナセル・ブアニやエリア・ヴィヴィアーニといった有名スプリンターたちを引き抜いたのに、同チーム所属時代は、まるで華やかな活躍を披露してはくれなかった。そもそも創設以来、フランス選手権ロードレースでの優勝すらない。山岳賞6回のブエルタは得意だが、ツール区間勝利は、かれこれ14年間も手が届かずにいる。グランツール総合だって、過去10年を振り返ると、ギヨーム・マルタンの2021年ツール総合8位が最高位だ。
23年目のシーズンは、希望を持って、2つの大きな目標を掲げる。1つ目がチーム創設初のトリコロールジャージ。今年の仏選手権は、コフィディスが本社を構えるノール県での開催だからこそ、所属フランス人15選手には大きな期待がかかる。そして2つ目がツール区間優勝。マルタンはいつも通り総合ひと桁入りに専念するとして、ブライアン・コカール、バンジャマン・トマ、さらには若き期待の星アクセル・ジングレという強力なフィニッシャーと共に、長年の念願を叶えたい。
またヴィヴィアーニが残していった土台のおかげで、シモーネ・コンソンニ、ダヴィデ・チモライ、マキシミリアン・ヴァルシャイド……と俊足たちが輝ける条件も揃っている。昨ツール山岳賞2位シモン・ゲシュケや、ヨン・イサギレ&ヘスス・エラダのスペインコンビは、決して派手さはないが、間違いなく重要な成績やポイントをもたらすだろう。
text:宮本あさか