宮尾 昌典
注目選手紹介
3歳の時に兵庫ラグビースクールで競技を始める。高校は地元ではなく、京都成章高校に進み、寮生活をしながら研鑽を積んだ。高校1年生から3年連続で花園に出場し、3年時はスピードある仕掛けとパス捌きで、チーム初の準優勝に貢献した。U17日本代表にも選ばれている。
東西の強豪大学から誘われたが、日本代表SH齋藤直人(東京サンゴリアス)への憧れや、より競争のある環境でプレーしたいという思いから早稲田大学へ進学を決めた。
入学した年の春は高校時代に傷めた肩を手術したが夏には復帰し、1年ながらNO8(ナンバーエイト)佐藤健次とともに、対抗戦で全試合に先発出場。7トライを挙げるなど存在感を見せた。
2年時も9番に定着していたが、一時期調子を落とし、2カ月ほどメンバーから外れた。だが、11月の早慶戦から再び9番をつけて、チームの主力として復帰し、チームの大学選手権決勝進出に大きく貢献した。
2023シーズンは足のけがもあり、対抗戦には出場することができず、大学選手権2試合に途中出場したのみとなった。最終学年となった今季はゲームコントローラーとして、そして副将としてもチームをけん引する。
愛称は「まあ」「まあくん」。髪はやや茶髪だが曽祖父がドイツ人のためだという。風呂で歌ってリラックスしている。
TEXT by 斉藤健仁
※データは2024年8月1日現在