新井 信喜

宗像に戻ってきた元主将。キャリーでチームに勢いをもたらす

花園中学2年時、先生から誘われてラグビーを始めた。柏原高校から関東学院大学へ進学。大学時代は主にHOと（フッカー）して試合に出場していた。しかし、大学時代はトップリーグから勧誘されることなく、教職免許を取るために1年間勉強した。

その後、宗像サニックスにトライアウトを経て、2013年度に入団。ボールキャリーに長けており、ジャッカルも得意な第3列の選手としてチームの勝利に貢献。キャプテンも経験した。

2017年3月にはジェイミ・ジョセフHC（ヘッドコーチ）が直接指導した、日本代表予備軍にあたるNDS（ナショナル・デベロップメント・スコッド）にも選出。2018年から日野に移籍したが、バックローの選手層が厚く思うような活躍ができず、2021年は公式戦に出場することは叶わなかった。

リーグワン開幕にあたり、古巣であるブルースへと復帰を果たした。戻って来たベテランはピッチはもちろんのこと、ピッチ外でも模範となるプレーでチームを引っ張っていきたい。

◆大学時代は1つ下の日本代表PR（プロップ）稲垣啓太（埼玉パナソニックワイルドナイツ）と第1列でスクラムを組んでいた。ブルースでの公式戦出場数は49、あと1試合で50試合となる。好きな食べ物は肉、魚。座右の銘は「因果応報」。趣味は旅行、映画鑑賞など。リラックス方法は温泉に行ったり、美味しいものを食べたりすることだ。愛称は「ノブ」。

TEXT by 斉藤健仁

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