第99回全国高校ラグビー大会 出場校紹介

第99回全国高校ラグビー大会 出場校紹介

北海道

旭川龍谷

北北海道

旭川龍谷高等学校

2年連続4回目

主なOB

昨年度は39大会ぶり出場を果たしたものの玉島(岡山)に5-26で敗退した。今年度の予選決勝では遠軽と対戦。LO工藤凌平(2年)がトライ、エースのFB藤平哲成(2年)がゴールを決めて、守備では相手を零封し7-0で勝利して2年連続の出場を決めた。昨年度はCTBとして花園の舞台に立った主将SO林海斗(3年)を中心に堅守で勝利をうかがう。

札幌山の手

南北海道

札幌山の手高等学校

2年連続18回目

主なOB

リーチ マイケル(日本代表/東芝)

佐藤善仁(NTTドコモ)

舟橋諒将(ヤマハ発動機)

日本代表主将のリーチ マイケルの母校。予選決勝では函館ラサールと対戦し前半は0-0だったが、後半はFWを中心とした組み立てで3トライを挙げて19-0で勝利した。昨年度は熊本西(熊本)に勝利し花園で10勝目を挙げたが、なかなかシード校を下して3回戦進出を達成することはできていない。主将FL原田李弥、「リーチ2世」の呼び声高いNO8ヴェア・タモエフォラウ(ともに3年)を中心に今年度こそ花園で2勝を積み上げたい。

東北

青森山田

青森

青森山田高等学校

初出場

主なOB

七戸勇気(北海道バーバリアンズ)

今年度の花園で初出場2校のうちの1つ。サッカーや卓球などの強豪校として有名だ。昨年度は33年ぶりに県予選決勝に進出したが0-40と大敗。今年度は7度目の挑戦で、青森北の9連覇を阻み47-19で快勝し、嬉しい花園初出場を決めた。キッカーも務める主将CTB宮下大輝(3年)、決勝で4トライを挙げたCTBハニテリ・ヴァイレア、2トライを決めたNO8リサラ・フィナウ(ともに2年)らを中心に花園初勝利を狙う。

黒沢尻工業

岩手

県立黒沢尻工業高等学校

5年連続31回目

主なOB

高橋拓也(釜石シーウェイブス)

千田美智仁(元日本代表)

花園では通算40勝以上挙げている伝統校で、1970年代に準決勝や決勝に進出しファンの間ではすっかり「赤べこ軍団」という愛称が定着している。今年は県予選決勝でライバルの黒沢尻北と対戦し、主将のHO鈴木虎鉄(3年)が引っ張る伝統のモールからのトライなどで21-17と逆転勝利して31回目の出場を決めた。決勝で2トライを挙げた決定力に長けたWTB畑山勇人(2年)のランにも期待がかかる。シード校を破り上位進出できるか。

仙台育英

宮城

仙台育英学園高等学校

24年連続26回目

主なOB

森太志(東芝)

矢富洋則(ヤマハ発動機)

畠山健介(元日本代表)

「宮城の絶対王者」が県予選決勝で仙台三を31-3で下して、24年連続の花園出場を決めた。ただ、昨年度の花園は京都成章に大敗し、今年の東北大会もベスト4に終わるなど、なかなか結果を出せていない。FWではPR鈴木玲音奏(3年)、HO郷家一晟(2年)を中心に力強いプレーをし、BKでは主将のSH大城椋(3年)、県予選決勝で2トライを挙げたWTB森岡悠太(3年)らが引っ張る。今年はまず初戦を突破したい。

秋田中央

秋田

県立秋田中央高等学校

2年連続12回目

主なOB

佐藤勇人(清水建設)

平塚夢乃(RKUラグビー龍ヶ崎GRACE/元女子ラグビー日本代表)

山内貴之(元7人制ラグビー日本代表)

近年、力をつけてきている秋田中央。県予選決勝では、東北大会決勝で敗れた秋田工業に先手を取り17-12で下し、2年連続の花園出場となった。もともと主将のCTB船木真夢、SO高桑稜、CTB小田嶋生吹、WTB佐藤亮吾(いずれも3年)らBK陣の展開力が武器だったが、決勝ではHO小武海嗣侃選手(2年)、NO8菅原琉貴弥(3年)らFWが奮闘しトライを挙げた。今年度は鍛えてきた守備、そしてFW、BKのバランス力で勝負する。

山形中央

山形

県立山形中央高等学校

2年連続26回目

主なOB

山岡俊(元サントリー&元日本代表)

横山健一(清水建設/元7人制ラグビー日本代表)

横山伸一(清水建設/元7人制ラグビー日本代表)

昨年度は部員16人で花園に出場を果たした山形中央が、今年度も県予選決勝では山形南を31-12と寄せ付けず、26回目の出場となった。主将のHO工藤翔(3年)を中心にボールを動かすラグビーが持ち味である。決勝戦でも活躍したFB鈴木梓太、LO鑓水飛暉也(ともに2年)の弟である1年生SH力暉也らが相手の隙を突いてトライを目指す。攻守ともにまとまりを武器に初戦突破を目指す。

郡山北工業

福島

県立郡山北工業高等学校

2年ぶり4回目

主なOB

昨年度、花園に出場した聖光学院を22-7で下し、2年ぶりに全国大会出場への切符を手に入れた。フィジカルで上回る相手に粘り強い守備で1トライしか与えず、攻めては4トライを挙げての快勝だった。突破力に秀でた主将のNO8望月誠志朗、副将のHO大塚一郎、同じく副将SO二瓶学斗(いずれも3年)がチームを牽引する。1回戦を突破し、シード校にチャレンジできるか。

関東

茗渓学園

茨城

茗溪学園高等学校

8年連続25回目

主なOB

大芝優泰(NTTコミュニケーションズ)

福田健太(トヨタ自動車)

大越元気(サントリー)

過去に優勝経験もある茨城の伝統校。身体は小さくともパスをつなぐラグビーが信条。県予選決勝も95-0で日立第一を一蹴し、8大会連続の花園出場を決めた。OBでサントリーでプレーするSH大越元気の弟・主将の勇気(3年)がSHとして攻撃をリードする。県予選決勝で5トライと気を吐いたCTB/FB藤井季生のランも魅力。1回戦を突破すれば連覇を狙う大阪桐蔭と対戦する。持ち前の攻撃力で昨年度王者に挑みたい。

国学院栃木

栃木

國學院大學栃木高等学校

20年連続25回目

主なOB

田村優(日本代表/キヤノン)

田村煕(サントリー)

塚原巧巳(神戸製鋼)

小俣寛汰(Honda)

32年目の吉岡肇監督が指導し、長年にわたり栃木を引っ張る強豪。日本代表SO田村優の母校としても有名だ。今年、関東大会で準優勝し、東のBシードに選出された。スクラム、モールも強く、展開力もある。県予選決勝では佐野日大を45-0と圧倒した。チームの中心は昨年度からコンビを組む主将のSH北村瞬太郎、SO伊藤耕太郎(ともに3年)のハーフ団だ。シード校として3回戦を突破し、初のベスト4以上を狙いたい。

桐生第一

群馬

桐生第一高等学校

2年連続2回目

主なOB

齊藤誉哉(明治大学1年)

昨年初出場を果たしたのが「キリイチ」こと桐生第一だ。元日本代表CTB霜村誠一監督が5年前から指導し、昨年度の花園に初出場し米子工業(鳥取)から初勝利も挙げた。今年度も堅守速攻にベースを置いた粘りのラグビーは健在で、県予選決勝では前半は0-17と太田にリードされたが、後半に19-17で大逆転勝利を収めた。昨年度も花園を経験しているCTB奥田北斗主将を中心に、FWとBK一体となったまとまりで勝負し花園2勝目を狙う。

浦和

埼玉

県立浦和高等学校

6年ぶり3回目

主なOB

粕谷俊輔(東京ガス)

埼玉屈指の進学校・浦和が6年ぶり3度目の出場。経験者はほとんどおらず、3人のみ。堅守とモールという伝統を継承しつつ、夏以降、展開力も磨いた。県予選決勝では川越東を29-17で下し、県内「3冠」を達成。3年生唯一の経験者NO8松永巧実(3年)がチームを引っ張り、中学までサッカー部だったFB高田賢臣(3年)のランも相手に取っては脅威だ。過去2大会は初戦で敗退した。自身もOBである三宅邦隆監督の下、花園初勝利なるか。
»コラム「超進学校・浦和高校、目標は大晦日に勉強しながら正月を花園で迎えること。」

流経大柏

千葉

流通経済大学付属柏高等学校

25年連続27回目

主なOB

湯原祐希(東芝/日本代表)

合谷和弘(クボタ/セブンズ日本代表)

堀米航平(リコー)

昨年度、アシックスカップを制し、花園でも初のベスト4に輝いた流経大柏。5年目となる相亮太監督が選手たちを鍛えて総合力の高いチームとして成長を続けている。今年も県予選決勝では幕張総合を55-10と寄せつけず、25大会連続の花園出場となった。昨年度も活躍した主将PR作田駿介(3年)、2mを超えるLOディアンズ・ワーナーがFWを支え、双子のWTB小澤ジョージィとアンディは決定力に長ける。今年は昨年度を超える成績となるか。

東京

東京1

東京高等学校

3年ぶり13回目

主なOB

堀江恭佑(日野)

石澤輝(サニックス)

篭島優輝(ヤマハ発動機)

堅守が復活した。前に出る守備と「土手で練習するモール」が武器の「土手高」こと東京。3年前はベスト8に入ったものの、ここ2年間は花園の地を踏めなかった。だが、今年は予選決勝で春の東京王者・早稲田実業に22-0と完封勝利し全国の切符をたぐり寄せ、Bシードに選出された。また、堅守だけでなく、主将WTB熊田力丸(3年)、SO野口順平(2年)を中心にキックパスやオフロードパスなども多彩な攻撃も持ち味だ。

本郷

東京2

本郷高等学校

2年連続11回目

主なOB

浅野良太(NECヘッドコーチ/日本代表)

佐藤耀(NEC)

佐藤真吾(昨年度、早稲田大主将)

「文武両道」を謳い、東京でも屈指の男子進学校「本郷」は昨年度に続いて花園への切符を手に入れた。今年から野上敦司監督が新たに指揮官に就任したが、勉強とともにラグビーにも精を出す姿は変わらない。選手の多くは本郷中から一緒に戦ってきたメンバーでまとまりがあり、予選決勝では国学院久我山に24-21と粘り勝ちした。中心は主将CTB岡本大輝、NO8福澤慎太郎(ともに3年)だ。

桐蔭学園

神奈川

桐蔭学園高等学校

5年連続18回目

主なOB

松島幸太朗(日本代表/サントリー)

堀越康介(サントリー)

小倉順平(NTTコミュニケーションズ)

濱野太輔(リコー)

春の選抜で3連覇を達成。夏のセブンズも制し史上3校目の「高校3冠」を狙うのが昨年度準優勝の桐蔭学園で、Aシードに選出。継続ラグビーと、アンストラクチャーからの攻撃を得意とする。U17日本代表主将のNO8佐藤健次ら、例年よりFWが大きく、推進力もありセットプレーも強い。チームをリードするのが、1年からレギュラーとして活躍するSO伊藤大祐(3年)。過去の栄冠は2010年度の東福岡と同時優勝のみ。今年度こそ悲願の単独優勝なるか。
»コラム「高校3冠を目指す桐蔭学園、キーマン2人の意気込み。」

北信越

日川

山梨

県立日川高等学校

14年連続49回目

主なOB

有賀剛(元サントリー/日本代表)

網野正大(元NCE/日本代表)

佐藤穣司(トヨタ自動車)

花園で通算60勝以上を重ねてきた山梨を代表する伝統校・日川が今年度も花園に出場する。県予選決勝では初出場を目指す東海大甲府を寄せつけず、51-5で快勝、49回目の出場となった。伝統的にボールを展開するスピーディーなラグビーを持ち味とする。FWは高校日本代表候補にも選ばれた主将LO小島大士、LO渡邉朝陽(ともに3年)、BKはSO城之内魁斗(3年)がリードし、WTB笹本陽太(3年)らで仕留めたい。

飯田

長野

飯田高等学校

2年ぶり9回目

主なOB

宮島裕之(NEC)

11年連続となった岡谷工業との県予選決勝を33-20で制して2年ぶりに花園への切符を手にした。部員の半数ほどが南信州Jr.ラグビースクール出身で、スキルが高い選手が多く、持ち味のパスラグビーを支えている。FWが奮闘し、主将のCTB黒沢稔生、WTB平田貴大、FB矢嶋智彦(いずれも3年)らがトライを挙げるのが勝ちパターンだ。花園では2勝、つまりシード校超えを目標に掲げる。

新潟工業

新潟

県立新潟工業高等学校

16年連続44回目

主なOB

橋本光夫(元浦和レッズ社長)

稲垣啓太(日本代表/パナソニック)

「笑わない男」で一躍有名になった日本代表PR稲垣啓太の母校。伝統的にモール、スクラムが強いチームだが、県予選決勝ではモールを上手く使いつつ、エースのWTB井村凜(2年)ら、BKがトライを取るという形で北越を19-12で下し16大会連続で花園出場を決めた。主将NO8奥田勇志(3年)を中心に、「ワンチーム」となり、笑わない男を笑顔にさせるような勝利を届けることができるか。

富山第一

富山

富山第一高等学校

2年ぶり11回目

主なOB

森山雄(元サントリー)

2年ぶりに富山を制した。6月には63-5と大勝した高岡第一に苦戦したが、ゴール前での粘りの守備を見せて14-7で逃げ切った。チームの中心は春にBKからHOに転向した藤永悠人(3年)と、チームで一番大柄なNO8佐藤永(3年)だ。2人が相手ディフェンスをこじ開けてBKがトライを取るのがチームの形。2人が先頭に立って、1回戦で強豪・石見智翠館にチャレンジする。

航空石川

石川

日本航空高等学校石川

15年連続15回目

主なOB

トニシオ・バイフ(神戸製鋼)

長谷川峻太(パナソニック)

ファウルア・マキシ(クボタ)

北信越王者の日本航空石川が、今年度も盤石の強さで、県予選決勝で鶴来を80-0で下し、15年連続となる花園出場。そして、東のBシード校にも選出された。主将HO草場康太、LO青柿研児(ともに3年)、NO8パトリク・ヴァカタ(2年)、CTBテビタ・ポレオ(3年)を中心に、フィジカルを前面に押し出し、上位進出を目論む。昨年度、1年ながら出場していたSO嶋竜輝(2年)のプレースキックも武器だ。

若狭東

福井

県立若狭東高等学校

4年連続31回目

主なOB

山口良治(元伏見工監督)

朽木英次(元日本代表)

堀卓馬(セコム)

福井の名門は今年も県予選決勝で、若狭相手に7トライを挙げて63-0で快勝。4年連続31回目、県内最多となる花園出場を決めた。公立校であり、ラグビー経験者がほとんどいない中でもFW、BK一体としたアタックを信条としている。キャプテンWTB西岡柚弥斗(3年)を中心にチーム一丸に初戦に勝利し、2回戦でシード校の胸を借りたいところだ。

東海

聖光学院

静岡

静岡聖光学院高等学校

2年連続6回目

主なOB

小野澤宏時(元日本代表)

平日は週3回の集中した練習、昼休みを上手く使うなどの工夫をして強化をしている静岡聖光学院。系列の中学から一緒にプレーしている選手も多く、スキルが高く、展開する力に長ける。県予選決勝では東海大翔洋に17-12と競り勝った。FWが踏ん張り、主将のCTB大西馨汰(3年)、SO高橋謙(2年)らBKでボールを動かしてトライまでつなげたい。まずは初戦突破し、目標とするシード校撃破に挑みたい。

中部大春日丘

愛知

中部大学春日丘高等学校

7大会連続9回目

主なOB

長江有祐(豊田自動織機/元日本代表)

彦坂匡克(トヨタ自動車/7人制ラグビー日本代表)

姫野和樹(日本代表/トヨタ自動車)

日本代表NO8姫野和樹の母校としてすっかり有名になった「春日(はるひ)」こと中部大春日丘。今年度も東海大会で優勝し、県予選決勝でも西陵を87-0と圧倒してV7を達成。東のBシード校にも選出された。キャプテンCTB徳重翔、ゲームキャプテンを務めるLO川内悠斗(ともに3年)が中心で、モールを武器とするFW、展開力のあるBKとバランスが取れている。今年こそ、1月1日に勝利して初のベスト8入りを果たしたい。

関商工

岐阜

市立関商工高等学校

2年連続39回目

主なOB

福永昇三(元三洋電機/東洋大監督)

西村弥(元ヤマハ発動機)

FWとBKと一体となり、走力を武器とした展開ラグビーが伝統的に持ち味。県予選決勝では力強いFWを擁する岐阜工業と6年連続の対戦となったが、26-19で振り切って39回目の出場を決めた。初戦は熊本工業と対戦する。主将でNO8の波多野欄丸、副将SO/WTB隅田聖武(ともに3年)が引っ張り、ボールを動かすラグビーで初戦突破を目指し、シード校の東海大仰星と戦いたい。

朝明

三重

県立朝明高等学校

8年連続10回目

主なOB

金チョル元(元日本代表)

王授榮(サニックス)

高橋信之(豊田自動織機)

すっかり三重の常連校となった。SO北村一真(3年)を中心に15人でボールをつないでアタックするラグビーを信条としている。県予選決勝でも四日市工を35-8で逆転勝利して、8年連続での花園出場を決めた。キャプテンLO羽田昂生を中心に守備を強化し本番に臨む。過去は2年連続初戦で敗退している。まずは初戦の近大和歌山戦に勝利し、2回戦でAシードの御所実業(奈良)に全力でぶつかりたい。

近畿

光泉

滋賀

光泉高等学校

3年ぶり9回目

主なOB

住吉藍好(近鉄)

過去2年、決勝で涙を呑んでいた光泉が県予選決勝で9トライを重ね、63-0で滋賀学園を圧倒し、3年ぶりに全国の舞台を返り咲いた。WTB林隆大、西村仁(ともに3年)ら速い選手が多く、スピードある攻撃を持ち味としている。攻撃のタクトを握るのはSH土永旭とSO蔵内祐賀の2年生ハーフ団。Aシードの御所実業と同じ山に入り、順調に勝てば初戦、2回戦ともノーシード校との対戦だ。2勝して元日を花園で迎えることができるか。

京都成章

京都

京都成章高等学校

6年連続12回目

主なOB

矢富勇毅(ヤマハ発動機/元日本代表)

大島脩平(東芝)

吉田康平(トヨタ自動車)

坂手淳史(日本代表/パナソニック)

選抜大会ベスト4で、予選決勝でライバルの京都工学院に31-5で快勝し6年連続の花園出場を決めた。「ピラニアタックル」と呼ばれる、前に出る守備は健在で、今年度のチームは「超高級」という言葉がピッタリなFWが大きな武器だ。LO山本嶺二郎、岡大翔(ともに3年)、本橋拓馬(2年)の3人は身長190cmを超える。BKもランが武器のSH宮尾昌典、SO辻野隼大(ともに2年)の2人がゲームをコントロール。悲願の初優勝へ前進する。

大阪桐蔭

大阪第1

大阪桐蔭高等学校

8年連続14回目

主なOB

西原忠佑(パナソニック/元日本代表)

林泰基(日野/元日本代表)

喜連航平(NTTコミュニケーションズ)

岡田優輝(トヨタ自動車)

昨年度、花園初優勝を果たした大阪桐蔭。今年度は選抜大会に出場できずBシードとなったが、実力はAシードに近く、予選決勝でも大阪朝高を66-5と圧倒した。主力は2年で高校日本代表に選出された突破力に長けた主将FL奥井章仁、PR江良楓(ともに3年)の2人、身長196cmの新谷快(3年)、さらにカウンター能力の高いFB芦塚仁、ゲームメイクが巧なSO嘉納一千(ともに3年)らタレントが揃う。爆発力は随一、地元の応援を背に連覇を狙う。

常翔学園

大阪第2

常翔学園高等学校

5年連続38回目

主なOB

中濱寛造(三菱重工相模原)

松井千士(サントリー/7人制日本代表)

岡田一平(クボタ)

重一生(神戸製鋼)

優勝5回の名門は予選決勝で大産大付属を31-21で下して、5年連続の花園出場を決めた。FW、BKも激しく前に出た後、ボールを大きく動かす攻撃的なラグビーを信条とする。キャプテンPR為房慶次朗、山本敦輝(ともに3年)が引っ張るスクラム、モールも大きな武器で、BKはCTB岡野喬吾、FB竹内駿ら(3年)が中心。勢いに乗ると止まらないチームで、昨年度はベスト8止まりだったが、地元・大阪の声援を背にその上を虎視眈々と狙っている。

東海大仰星

大阪第3

東海大学付属大阪仰星高等学校

2年ぶり19回目

主なOB

山中亮平(日本代表/神戸製鋼)

木津武士(日野/元日本代表)

林大成(7人制日本代表)

野口竜司(パナソニック/日本代表)

一昨年は花園で優勝したが、昨年度は予選決勝で敗退し悔しい思いをした。それをバネにして、今年度は予選決勝で関大北陽に41-14で快勝し、19回目の出場を決めた。系列の中学も全国トップレベルで、スキルの高い選手が揃う。BKでは主将SH松井翔、SO谷口宜顕、CTB何松健太郎(いずれも3年)、FWではPR高橋凜、HO安部薫平(ともに3年)ら能力の高い選手が揃う。春から徐々にチームは成熟してきた。チーム力で6度目の栄冠を目指す。

報徳学園

兵庫

報徳学園高等学校

4年連続45回目

主なOB

田中澄憲(明治大監督)

日和佐篤(神戸製鋼/日本代表)

庭井祐輔(キヤノン/日本代表)

梶村祐介(サントリー/日本代表)

兵庫の伝統校は春の選抜大会でベスト8に入ったライバル・関西学院と県予選決勝で対戦。前半だけで3トライを挙げて19-14で勝利し、4大会連続の花園出場を決めた。FWとBK一体となったアタックが武器。BKにはスピードとステップに長けた主将FB山田響、身長180cmの大型SH金築達也(ともに3年)と個人能力の高い選手が揃い、FWにもNO8石浦大貴(3年)などフィジカルに長けた選手も揃う。ノーシードから上位進出を狙うだけの力は十分だ。

御所実業

奈良

県立御所実業高等学校

2年ぶり12回目

主なOB

菊谷崇(元日本代表)

森田佳寿(東芝コーチ)

竹山晃暉(パナソニック)

湯川純平(リコー)

選抜準優勝でAシードに選出された。県予選決勝で選抜ベスト8のライバル・天理を22-10で下し、昨年度の雪辱を果たした。伝統のモールと激しく前に出る守備は健在で、今年度のチームはキックの使い方も上手い。主将のFB石岡玲英を筆頭に、PR島田彪雅、PR津村大志、NO8西林勇登、CTB谷中廉(いずれも3年)らFW、BKもタレントが揃う。花園で過去準優勝は3回。今年度こそ、31年目を迎える竹田寛行監督を胴上げできるか。

中国

近大和歌山

和歌山

近畿大学附属和歌山高等学校

5年ぶり2回目

主なOB

県予選決勝では5連覇を狙った和歌山工と対戦。両者の対戦は4年連続となったが、FWの強い相手に対して、前に激しく出る守備と展開ラグビーで4トライを挙げて、5年ぶり2度目となる嬉しい花園出場を果たした。主将FL成瀬椋太、LO岩倉永遠、SH魚見武生、SO桑原岳(いずれも3年)らがチームを引っ張る。初戦の相手は朝明となった。5年前の大会では1勝もすることができなかっただけに、今回は粘り強く戦い、花園初勝利を目指す。

米子工業

鳥取

県立米子工業高等学校

2年連続9回目

主なOB

県予選決勝で倉吉総合産業から7トライを奪い、47-12で快勝し2大会連続の出場を決めた。ラグビーを経験者はほとんどいないが、昨年度出場しているのが強みとなる。FWは主将HO須山賢吾、PR高場光輝(ともに3年)が引っ張り、BKはキッカーも務めるSO笹間大翔(3年)が中軸だ。昨年度は1回戦で浜松工業に3-59で敗戦。今年度は伝統校・黒沢尻工との対戦となるが、一矢を報いることができるか。

石見智翠館

島根

石見智翠館高等学校

29年連続29回目

主なOB

茂野海人(日本代表/トヨタ自動車)

山本浩輝(東芝)

忽那健太(Honda)

加藤竜聖(トヨタ自動車)

シードこそされなかったが国体で大阪選抜を下した実力校である。県予選決勝では出雲から20トライを挙げて130-0と圧勝、29年連続の花園出場となった。砂浜で鍛えている脚力と、15人でテンポ良く素早く展開する力は十二分だ。セットプレーも力強い。主将FL手島荘汰、PR藤井大、CTB成富陸斗(いずれも3年)ら好選手が揃う。昨年度はベスト16だったが、今年度はシードバックを起こし、ベスト8以上進出を目指す。

玉島

岡山

県立玉島高等学校

2年連続3回目

主なOB

昨年度、花園で2勝して岡山県勢としては2度目のベスト16に進出した玉島。県予選決勝で創志学園に24-7で勝利し、今年も花園出場を決めた。FWのセットプレーを軸に崩して、BKでトライを取るのがチームの形だ。キャプテンCTB永谷玲温、HO西井雅英(ともに3年)、昨年も花園を経験している2年生SO友定尭也のゲームコントロールに期待したい。今年も2勝を挙げて優勝候補の桐蔭学園にチャレンジすることができるか。

尾道

広島

尾道高等学校

13年連続14回目

主なOB

土佐誠(三菱重工相模原)

久内崇史(NTTドコモ)

眞壁貴男(リコー)

尾道を鍛えて強豪に育てた梅本勝監督が倉敷(岡山)の監督になり、今年度、田中春助コーチが新たに監督に昇格した。伝統のフィジカルと前に出る守備で、県予選決勝では広島工業を83-0で圧倒、13年連続の花園出場を決めた。主将FL梁井賢吉やPR藤原能(ともに3年)らがFWを引っ張り、CTB梁井大希(3年)のランも決定力も武器だ。初戦の相手は伝統校の仙台育英(宮城)。まずはFWで圧倒してペースを掴みたい。

山口

山口

県立山口高等学校

2年ぶり6回目

主なOB

県内屈指の進学校。今年は県予選決勝で粘りの守備を見せて、大津緑洋に14-9で勝利。2大会ぶりの花園の切符を得た。経験者は多くないが、しっかりと身体作り、コンタクトを鍛えてきた。FWは主将PR田中奨也、PR石川聖峰、LO中野FL中村幸誠(いずれも3年)が引っ張り、SH右近元希、SO松田寛紀(2年)らコントロールする。初戦は伝統校の日川と対戦する。守備からリズムを作りたい。

四国

坂出第一

香川

坂出第一高等学校

6年ぶり2回目

主なOB

県予選決勝で昨年度まで5年連続で出場していた高松北と対戦。先制されたものの22-12で逆転勝利し、6年ぶり2度目となる花園への出場権を得た。メンバーの中に1~2年生が多いが、主将HO片山晃三郎、LO戸倉翔平(ともに3年)が、武器としているFW陣を引っ張る。BKはSO森駿一(3年)がまとめ役だ。初戦は初出場の青森山田となった。持ち前のFWでペースをつかみ、勝利を掴みたい。

城東

徳島

県立城東高等学校

3年連続13回目

主なOB

柳川大樹(リコー)

森林啓斗(宗像サニックス)

春の選抜大会で徳島県勢として初めて2勝を挙げた城東。県予選決勝ではライバルのつるぎを24-12で下して、3年連続の花園への切符を得た。キックを交えた展開ラグビーとアンストラクチャーからのアタックを得意とする。攻撃のタクトを握るのは主将SO三木海芽、キックスクルに長けたSH遠藤岳歩(ともに3年)。FL伊藤優汰(3年)、NO8橋本青空(2年)もリンクプレーが上手い。花園での目標は2勝だ。

松山聖陵

愛媛

松山聖陵高等学校

2年ぶり4回目

主なOB

森岡恵二(元サントリー)

第3シードながら県予選を駆け上がり、県予選決勝で昨年度の王者・三島を38-7で下し、2年ぶりの花園の出場を決めた。強みは主将PR井上泰成、LO玉井海飛、FL篠原琉磨(いずれも3年)らが引っ張る、FWの前に出る力でモールも強い。FWで相手の守備を崩し、SH亀沢稜也(3年)がトライを挙げるのが形だ。3年前はベスト16に入ったが、2年前は初戦で敗退。2勝して再びベスト16入りを目指す。

高知中央

高知

高知中央高等学校

8年ぶり5回目

主なOB

春には選抜大会に初出場した。その勢いのまま県予選決勝では、7大会連続出場中だった土佐塾を55-7で圧倒し、8年ぶりの花園出場を決めた。FWにはFL/NO8ツポウ・マへ(3年)らトンガ人だけでなく、HO河坂修斗、LO住隼仁(ともに2年)、FL山本大翔(3年)ら突破力のある選手が多くモールも強い。主将SO秋沢亮河(3年)が引っ張るBKも展開力がある。2勝して、Aシードの御所実業にチャレンジしたい。

九州

東福岡

福岡

東福岡高等学校

20年連続30回目

主なOB

有田隆平(神戸製鋼)

垣永真之介(サントリー)

布巻峻介(パナソニック/日本代表)

藤田慶和(パナソニック/7人制日本代表)

九州王者・東福岡は今年も優勝候補の一角でBシードに選出された。県予選決勝は61-0で筑紫を倒し、20年連続の花園出場となった。主将CTB廣瀬雄也(3年)らを中心にボールを広く動かすラグビーは健在で、WTB高本とむ、志氣陸王(ともに3年)ら決定力のある選手が揃う。PR川崎太雅、小西優治、NO8森山雄太(いずれも3年)らを中心にモールも強い。展開でもFWでもトライを取れる「ヒガシ」が7度目の頂点に挑む。

佐賀工業

佐賀

県立佐賀工業高等学校

38年連続48回目

主なOB

立川剛士(元日本代表)

五郎丸歩(ヤマハ発動機/元日本代表)

中園真司(日野)

九州で東福岡に次ぐ実力を持つのが佐賀工業。県予選は209-0で鳥栖工業を圧倒し、48回目の花園出場を決めた。キャプテンのNO8石川空悟、PR新里秀斗、身長187cmのLO岡本心(いずれも3年)、192cmの金子琉聖(2年)とFWのフィジカル、モールは大きな武器となっている。WTB森山翔斗(2年)ら速い選手もおり、SO立川大輝(3年)が試合を動かす。西のBシード校としてベスト8以上を狙っている。

長崎北陽台

長崎

県立長崎北陽台高等学校

2年連続18回目

主なOB

中尾隼太(東芝)

平川隼也(ヤマハ発動機)

朝長駿(日野)

強豪が揃う県予選、長崎北陽台が前半のリードを守り、長崎南山を26-19で下して花園への切符を手にした。展開ラグビーが持ち味で、主将CTB岡崎颯馬、FB山口泰輝(ともに3年)らのランが武器だ。またFWも身長193cmのLO亀井茜風、NO8中原拓海(ともに3年)、PR白澤大誠(2年)とフィジカル自慢の選手が揃う。初戦に勝利し、2回戦でAシードの優勝候補・桐蔭学園に全力でチャレンジしたい。

大分東明

大分

大分東明高等学校

初出場

主なOB

春の選抜大会にも出場した大分東明が、県予選決勝で17-14と逆転で勝利。過去に全国優勝した大分舞鶴の34連覇を止めて、花園初出場を果たして大分ラグビーの歴史を変えた。主将SH若松納央(3年)や、オフロードパスが得意なフィジー出身のセコナイヤ・ブル、WTBジョアペ・ナホ(ともに2年)らを中心につなぐラグビーと、粘り強い守備を武器とする。まずは初出場ながら初勝利を目指す。

熊本工業

熊本

県立熊本工業高等学校

13年ぶり28度目

主なOB

中居智昭(マツダ/元日本代表)

古豪復活を果たした。過去27回花園に出場していた熊本工業が、県予選決勝で7-0とロースコアでモールの強い熊本西を下して13年ぶりに優勝。花園への出場を決めた。攻撃をリードするのは主将SH武井陽昌(3年)、そして県予選決勝で唯一のトライを挙げたWTB坂本健志郎選手(3年)らの3年生だ。展開力と固い守備も武器。初戦は関商工となった。チーム一丸となった組織的な守備で勝利を呼び込みたい。

高鍋

宮崎

県立高鍋高等学校

9年連続27回目

主なOB

長友泰憲(元サントリー/日本代表)

甲斐尚哉(NTTコミュニケーションズ)

今年度も宮崎の名門が県予選決勝で11トライを挙げて、延岡星雲を80-0で下して、9大会連続の花園出場権を手にした。部員の多くが地元スクールや高鍋西中で経験がある選手のためスキルが高く、FW、BKに関係なく15人でボールをテンポよくつなぐラグビーが信条だ。主将FB細元亮を筆頭に、LO齊藤瑠海奈、SH白栄拓也(いずれも3年)といった昨年度も花園の舞台を経験している選手がチームをリードする。

鹿児島工業

鹿児島

県立鹿児島工業高等学校

6大会ぶり13回目

主なOB

桑水流裕策(コカ・コーラ/7人制ラグビー日本代表)

予選準決勝で花園常連の鹿児島実業を破り、決勝では今年度、県で負けなしだった鹿児島玉龍を41-19で下し、6年ぶりの全国大会への切符を手にした。今夏、初めて7人制ラグビーの全国大会に出場したように展開力が武器で、15人で継続し、守備の隙を突いて主将CTB杉崎晴人(3年)、FB引地瑠太郎らBKが仕留める。初戦は伝統校・茗渓学園と対戦、攻撃でどこまで主導権を握ることができるか。

名護

沖縄

県立名護高等学校

2年連続18回目

主なOB

名嘉翔伍(ヤマハ発動機)

東恩納寛太(キヤノン)

金城佑(サニックス)

濱里耕平(サニックス)

濱里周作(サニックス)

濱里祐介(サニックス)

サニックスの濱里3兄弟の出身校としても知られる沖縄の名門・名護。県予選決勝で8年連続顔を合わせたライバルのコザを22-12で下し、2年連続18度目の花園を決めた。決して身体は大きくないが、FW、BK一丸となってボールを広く動かす展開ラグビーが持ち味だ。主将CTB島津孝典、エースのWTB島袋大成(ともに3年)らスピードのある選手が揃う。昨年度は初戦で敗退した。今年度は2勝してのベスト16を目標とする。

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