リドル・トレック チーム詳細

UCI World Team
アメリカ

リドル・トレックLidl - Trek

リドル・トレック
INTRODUCTION
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Lidl(スーパーマーケット)、Trek(自転車メーカー)
チーム
Webサイト
lidltrek.com/
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lidltrek
チームリスト
(UCI公式サイト)
https://www.uci.org/road/teams/

使用バイク:TREK MADONE SLR9 Gen7

TREK MADONE SLR9 Gen7

トレック・マドンSLR9 Gen7

●Bikes: Trek
●Groupset: SRAM
●Wheels: Bontrager
●Tires: Bontrager
●Saddles: Bontrager
●Finishing kit: Bontrager
●Clothing: Santini

完成車価格/188万890円(レッドeタップAXS搭載)

※現在は情報が異なる場合がございます。
※掲載価格はプロチームが使うモデルと同等もしくは近似グレードのものです。

2022年:19勝(+代表レース1勝)、UCIランキング12位


創設そのものは2011年。ただしシュレク兄弟を中心に起ち上げられたレオパードや、ラジオシャックとの合併チームとは、母体が完全に異なる。つまりバイクメーカーのトレック社が運営権を買い取り、2014年に現行体制へと移行して、今年でちょうど10年目。

鳴り物入りで誕生したチームにふさわしく、歴代選手リストにはそうそうたる大物たちの名が並ぶ。トレック初年度の絶対的エースはファビアン・カンチェラーラで、さらにはアルベルト・コンタドールやリッチー・ポート、ヴィンチェンツォ・ニバリ……。そのせいか2016年と2017年はワールドチームの中で、ぶっちぎりの平均年齢最長チームだった!

ベテラン有名ライダーたちは、残念ながら、期待通りの活躍を見せてくれたわけではない。満足させてくれたのは……2013年ブエルタを史上最年長41歳で制したクリス・ホーナーくらいのもの。ポートはかろうじてツール総合3位に食い込んだが、コンタドールは契約半ばで引退し、ニバリも最後の輝きは放てなかった。

ここ数年は方針転換、むしろ若く有望な才能の開拓へと目を向ける。後に世界チャンピオンに上り詰めるマッズ・ピーダスンは、21歳で引き入れた。ジュニア世界王者コンビのクイン・シモンズを19歳で、アントニオ・ティベーリを20歳で獲得。今や立派なエース格に成長したマティアス・スケルモースも、所属3年目にして、いまだ22歳でしかない。今季もU23シクロクロス世界チャンピオン、20歳のティボー・ネイスがやって来た。おかげで今季は超若手と、ピーダスンやジュリオ・チッコーネ、ヤスペル・ストゥイヴェンといった脂の乗った中堅と、さらにはバウケ・モレマ36歳やダリオ・カタルド38歳といった大大ベテランたち……と、年齢層のバランスは決して悪くない。

これまで頑なに抱いてきたグランツール総合争いへのこだわりは、今年に関しては、少し緩めることになりそう。チッコーネは総合争いの完全放棄を宣言し、スケルモースはまだまだ学習中と自認する。ただチームのもう一つの伝統、クラシックは、間違いなく全世代総動員で勝負に絡んでいく。元サンレモ覇者ストゥイヴェンに、元世界王者ピーダスン、順調に経験を積み上げているシモンズ、いまだ勝利へのモチベーションを燃やし続けるモレマ。ユンボのような優勝大本命ではなくとも……大きな勝ちを引き寄せる実力は有している。

text:宮本あさか

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