エドワルト・トゥーンス
Lidl - Trek
エドワルト・トゥーンスEdward THEUNS
PROFILE
- チーム
- リドル・トレック
- 生年月日
- 1991年4月30日
- 身長/体重
- 183cm/72kg
- 国籍
- ベルギー
- Strava
- Edward Theuns
- @EdwardTheuns
- edwardtheuns
- Edward Theuns Fanpage
- Archive
- 2023
- 【Past results】
- 2017年:ツアー・オブ・ターキー ポイント賞、ベネルクス・ツアー区間優勝、パリ〜ルーベ8位
- 2018年:オムロープ・ヘットニュースブラット6位
- 2019年:プリムス・クラシック優勝、オムロープ・ファン・ヘット・ハウトラント 6位、ジャパンカップ・クリテリウム優勝
- 2020年:オムロープ・ヘットニュースブラット優勝、クールネ〜ブリュッセル〜クールネ5位
- 2021年:ツール・ド・ハンガリー区間優勝、エトワール・ド・ベセージュ総合2位
- 2022年:パリ〜トゥール2位、エシュボルン・フランクフルト6位、ジャパンカップ・クリテリウム優勝
31歳、今年でプロ入り10年目を迎える。昨年の秋頃から、プロシリーズや1クラスへの出場を増やした。ピーダースンとストゥイヴェンが出場するビッグ・クラシックやグランツールでアシストの役目を全うすることに何の不満もないけれど、自分で勝ちを狙うチャンスが欲しかったからだ。
その方針は功を奏し、昨年のポワトゥー=シャラントでは2区間で3位以内に入ったし、デマールが優勝したパリ〜トゥール(このレースには例年出場している)で2位。今年に入ってからは、2月のル・サミンで3位、ノケル・クルスではメルリールに次ぐ2位と、2019年のプリムス・クラシック以来の勝利まであと一息。これまでほとんど欠かさず出場してきたクールネを回避して、これらのレースにピークを合わせただけの手応えはあった。
ヘントの出身で、2014年に地元チームのトップスポルト・フラーンデレンからプロ入り。トレック・セガフレードに最初に加入したのは2016年のことだが、途中2年間他チームに移籍し、再び古巣に戻ってきた、という経緯がある。
昨年のスヘルデプライス5位、エシュボルン・フランクフルト6位、ツール・ド・ポローニュ区間5位、ジロでも区間10位圏内3回と、タフなフィナーレでは相変わらず安定したスプリントを見せる。真の情熱は故郷フランドルの石畳クラシック。ピーダースン、ストゥイヴェンは何でも気兼ねせずに言い合える、大切な仲間でもある。エースである彼らのために力を尽くすが、もしチャンスが転がってきたなら、両手で掴みたいと思う。
2019年、2022年と2大会連続でジャパンカップ・クリテリウムを制している。
text:寺尾真紀