TEAM DETAILS SAGA久光スプリングス

INFORMATION

略称
SAGA久光
ホームタウン
佐賀県鳥栖市
ホームアリーナ
SAGAアリーナ
創設
1948年
最近の成績
2019-20シーズン DIVISION1 7位/プレミアカンファレンス4位(10勝11敗)
2020-21シーズン DIVISION1 8位/レギュラーラウンド7位(10勝11敗)
2021-22シーズン DIVISION1 優勝/レギュラーラウンド3位(23勝10敗)
2022-23シーズン DIVISION1 3位/レギュラーラウンド3位(24勝9敗)
2023-24シーズン DIVISION1 6位/レギュラーラウンド3位(18勝4敗)
公式SNS

1994-95シーズンから始まったVリーグでは、女子チームで最多8度の優勝に輝いている、リーグの盟主とも呼べる存在。その矜持を常に抱きながら、選手たちはプレーに励み、チームも運営面に力を注いでいる。

近年の目立った動きとしては、活動拠点を佐賀県に移したこと。元からチームの所在地は佐賀県だったが、体育館などの『練習所在地』は、兵庫県神戸市だった。そこから、よりクラブチームとして発展していくため、2021-22シーズン以降は母体企業の名を冠していた「久光製薬スプリングス」から「久光スプリングス」に改称。チームロゴも刷新した。

ここから本格的に佐賀県への移行を進め、2023年には新たな拠点となる「サロンパスアリーナ」が、佐賀県鳥栖市に誕生。併せて、選手たちによる地域貢献活動の成果もあって、地元で着々と知名度を高めている。そうしてSVリーグ参戦に際し、チーム名は「SAGA久光スプリングス」に。佐賀を冠するクラブとして、さらなる成長を掲げる。

伝統的に女子日本代表へ選手を輩出してきた実績があり、それは今も変わらず。パリ五輪に出場したミドルブロッカーの荒木彩花を始め、リベロの西村弥菜美やミドルブロッカーの平山詩嫣ら日本代表の面々がチームでも主力を担う。

2010年代以降の6度のリーグ優勝を当事者として知るのはセッターの栄絵里香とオポジットの長岡望悠になったが、日本で指折りのサウスポーエース長岡のアタックセンスは健在。同時に世代交代も着々と進んでおり、アンダーエイジカテゴリー日本代表で国際大会を経験している吉武美佳や深澤めぐみ、北窓絢音らは有望株として、その花を咲かせつつある。

地域に根ざし、かつ世界へ羽ばたくクラブへの成長曲線を描いている真っ最中。2023年には佐賀市で収容人数8000人超えの大型アリーナ「SAGAアリーナ」が開業し、そこでもホームゲームを実施している。昨季開幕戦ではVリーグディビジョン1 WOMENにおける史上最多入場者数を記録した。名実ともに、リーグをこれからも牽引し続ける。

TEXT:坂口功将

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