大阪ブルテオン

プロフィール

呼称
大阪B
ホームタウン
大阪府枚方市
ホームアリーナ
パナソニックアリーナ
創設
1952年
成績
2020-21シーズン DIVISION1 準優勝/レギュラーシーズン2位(29勝7敗)
2021-22シーズン DIVISION1 3位/レギュラーシーズン3位(25勝11敗)
2022-23シーズン DIVISION1 3位/レギュラーシーズン3位(24勝12敗)
2023-24シーズン DIVISION1 準優勝/レギュラーシーズン1位(32勝4敗)
2024-25シーズン チャンピオンシップ 3位/レギュラーシーズン 1位(37勝7敗)
公式SNS

コメント

長年親しまれてきたパナソニックパンサーズから、圧倒的な地域密着のクラブ運営を実現するための意思表示として、「大阪ブルテオン」に名称を変更して迎えた2024-25シーズン。

サントリーサンバーズとわずか1勝差というデッドヒートを制して、レギュラーシーズン優勝に輝いた。だが、チャンピオンシップではセミファイナルでジェイテクトSTINGS愛知に敗れ、最終的に3位でシーズンを終えている。その悔しさを味わってきた選手たちは、頂点への思いをいっそう強くして今季に臨むだろう。

オポジットの西田有志や、リベロの山本智大、ミドルブロッカーのエバデダン ラリーといった日本代表の面々に、昨季は加入1年目ながら豪快なパフォーマンスを披露したミゲル・ロペスは攻守双方の大黒柱であり続ける。

その一方で、話題を集めるのは新しく加わった面々だ。まずはセッターのアントワーヌ・ブリザール。フランス代表の司令塔として、オリンピックでは東京2020、パリと2大会連続で金メダルに導いてきた実績を持つ。

続いて昨季は強化指定選手として、大阪Bでプレーした専修大学の甲斐優斗が入団。昨年はパリ五輪出場を果たし、大学を全日本インカレ優勝に導くなど、エースアタッカーとして日本のバレーボール界で名を挙げている最中。磨けば磨くほど、揉まれれば揉まれるほど、爆発的な成長を遂げるだけに今季も活躍が期待される。

そのチームを今季から指揮するのが、トーマス・サムエルボ監督。現役時代は母国フィンランドを代表する選手として国際舞台で活躍し、2005-06シーズンには豊田合成(現・ウルフドッグス名古屋)でプレーした過去もある。

監督としては東京2020五輪でもROC(ロシアオリンピック委員会)を銀メダルに導き、クラブではロシア・スーパーリーグのケメロヴォや、ポーランド・プラスリーガのケンジェジン-コジエに国内リーグタイトルをもたらした実績を持つ。

日本のトッププレーヤーたちと世界一を知るセッターがいるチームを世界的な指揮官が操る。想像しただけで、胸が弾まずにいられない。

TEXT:坂口功将

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