ステファン・ヴァハフォラウ

ニュージーランド・オークランド生まれ。父の仕事による都合でフランスに住んでいた頃はバスケットボールをプレーしていたが、12歳でニュージーランドに帰国後、ラグビーを始めた。

高校から来日して札幌山の手高校に入学。主にSOとして、ラン、スキルに長けた総合力の高いプレーで活躍し、2年、3年時に花園に出場。高校日本代表候補に選ばれてエキシビジョンマッチにも出場した。

2022年、東洋大学に進学し、CTB（センター）、FB（フルバック）として春季大会4試合に出場。夏合宿では高校時代同様、SO（スタンドオフ）としてプレーした。1年生ながら東洋大学・BK（バックス）のレギュラー格となり、リーグ戦ではSOやFBとして5試合に出場したが、2023年、公式戦は春季大会1試合にとどまった。

2024年は春からバックローとしてプレーしており、秋はNO8として先発4試合を含むリーグ戦と大学選手権全ての試合に出場した。2025年は主将に就任し、グラウンド内外でリーダーシップを発揮している。

元トンガ代表の父・サミュさんは三洋電機（現・埼玉パナソニックワイルドナイツ）のNO8で東洋大学の福永祥三監督とチームメイトだった。好物は味噌ラーメン。妹が2人いる。NO8 ヴェア・タモエフォラウ（東芝ブレイブルーパス東京）は従兄弟で、同じ札幌山の手高校出身だ。

TEXT by 斉藤健仁
※データは2025年8月10日現在