ディビジョン3
クリタウォーターガッシュ昭島
INFORMATION
チーム情報
SCHEDULE
スケジュール
データ提供:
MEMBER
メンバー
林田 拓朗
Takuro Hayashida
金子 隼
Jun Kaneko
田草川 恵
Kei Takusagawa
渋谷 圭
Kei Shibuya
テアレキ・ベン-ニコラス
Teariki Ben-Nicholas
石塚 勝己
Katsuki Ishizuka
菅沼 神兵
Shinpei Suganuma
中村 匡汰
Kota Nakamura
新和田 錬
Ren Shinwada
江本 洸志
Koshi Emoto
川瀬 大輝
Hiroki Kawase
マイク・ウィリアムズ
Mike Williams
栗原 良多
Ryota Kuribara
栗山 塁
Rui Kuriyama
大政 亮
Ryo Omasa
中村 謙吾
Kengo Nakamura
小山 翔也
Shoya Koyama
梶原 瑛
Aki Kajihara
辻村 翔平
Shohei Tsujimura
半田 裕己
Hiroki Handa
細矢 一颯
Issa Hosoya
杉原 駿
Kakeru Sugihara
横田 大輝
Daiki Yokota
北條 耕太
Kota Hojo
出渕 賢史
Masashi Debuchi
中尾 泰星
Taisei Nakao
石井 洋介
Yosuke Ishii
デーモン・レエスアス
Daymon Leasuasu
ジェイミー・ヴァカラヒ
Jamie Vakalahi
杉山 祐太
Yuta Sugiyama
杉森 健太郎
Kentaro Sugimori
池澤 佑尽
Yujin Ikezawa
椎名 耀二
Youji Shiina
濱副 慧悟
Keigo Hamazoe
山﨑 海
Kai Yamasaki
テビタ・オト
Tevia Oto
柳田 翔吾
Shogo Yanagita
中村 翔
Sho Nakamura
ピアーズ・フランシス
Piers Francis
井口 龍太郎
Ryutaro Iguchi
細元 亮
Ryo Hosomoto
松島 聡
Sou Matsushima
レオ・ゴードン
Leo Gordon
写真提供:©JRLO
「PASSION」。両立を貫きディビジョン2昇格を目指す
1962年に大阪で創部、1978年に東京に移転し、2010年代に入ってから徐々に力をつけてきたのが栗田工業ウォーターガッシュだ。2018年からトップリーグ下位のトップチャレンジリーグで戦ってきた。リーグワンが開幕するにあたり、ディビジョン3に参戦し、「クリタウォーターガッシュ昭島」という名に変わった。
クリタグループ一丸で支えるため、チーム名も栗田工業ではなく「クリタ」となった。栗田工業の水にまつわる事業にちなみ、ほとばしるようにスピーディーに噴出するよう、敵を寄せ付けないイメージから、「ウォーターガッシュ」(Gush=噴出)になったという。
かつては神奈川県厚木市に練習場を構えていたが、2018年に東京都昭島市に練習場を新設。より地域密着して活動するために、昭島市をホストエリアとし、「昭島」がチーム名に入った。昭島市にはホストスタジアムがないため、昭島市に近い調布市の『AGFフィールド』や『厚木市荻野運動公園競技場』などをホストゲームに使用している。
チームのロゴにはクジラが描かれているが、昭島市のキャラクターである「アキシマクジラ」にヒントを得たもので、最強の海洋生物と言われるクジラの力強さのスケール感を強調した。マスコットもそのクジラの「ガッシュ君」だ。また、チームのロゴに使われている「つつじ色」は昭島市の花「つつじ」を連想させるために配色された。
2022年シーズンはリーグ戦では、中国電力レッドレグリオンズに勝利したのみに終わり、順位決定戦でも勝つことができず6位だったが、2022-23シーズンは5勝7敗で3位となり入替戦に回った。2023-24シーズンも3位となり、入替戦に回ったが、ともにディビジョン2への昇格はならなかった。
2022年より、OBである元オーストラリア代表のワイクリフ・パールーHC(ヘッドコーチ)が指揮を執り、元日本代表PR(プロップ)山村亮がFW(フォワード)を指導している。今年から3年間、ニュージーランドの強豪でスーパーラグビーに参戦しているブルーズとパートナーシップ契約を締結、ブルーズからCTB(センター)レオ・ゴードン、WTB(ウイング)キング・マックスウェルが加入した。
キャプテンはFL(フランカー)中尾泰星、バイスキャプテンにはHO(フッカー)北條耕太が就いた。FWにはPRに梶原瑛、渋谷圭、栗山塁、田草川恵、辻村翔平、小山翔也、HOに栗原良多、金子隼、井口龍太郎、LO(ロック)には身長2mのデーモン・レエスアスや、中村匡汰、山﨑海、LO/FLマイク・ウィリアムズ、バックローにはFL石井洋介、ジェイミー・ヴァカラヒ、川瀬大輝、FL/NO8(ナンバーエイト)テビタ・オト、テアレキ・ベン=ニコラスらが名を連ねる。
BKは、何といっても2019年ワールドカップに出場した元イングランド代表SO(スタンドオフ)ピアーズ・フランシスが中軸で、SH(スクラムハーフ)大政亮、中村翔、杉原駿、新和田錬、SO/CTB林田拓朗、SO/FB(フルバック)柳田翔吾、SO菅沼神兵、横田大輝、CTB松島聡。バックスリーには杉森健太郎、杉山祐太、濱副慧悟、江本洸志らがいる。
大卒新人はPR細矢一颯(関西大学)、LO椎名耀二(東海大学)、SO半田裕己(近畿大学)、池澤佑尽(関西大学)、CTB石塚勝己(明治大学)、WTB細元亮(福岡大学)の6人が加わっている。
チームの理念は「ラグビーと仕事の両立を通じて高い目標に挑戦し続け、観る人すべてに勇気を与え、感動を共にする」。2024-25シーズンのスローガンは「PASSION」を掲げた。日本人の多くがフルタイムで働いており、仕事とラグビーを両立しつつチーム一丸となり、昭島のファンの声援を受けながら今季こそディビジョン2昇格を掴みたい。
TEXT:斉藤健仁