ディビジョン1 / カンファレンスB
横浜キヤノンイーグルス
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チーム情報
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MEMBER
メンバー
岡部 崇人
Takato Okabe
杉本 達郎
Tatsuro Sugimoto
祝原 涼介
Ryosuke Iwaihara
松岡 将大
Shota matsuoka
安 昌豪
Changho Ahn
津嘉山 廉人
Rento Tsukayama
小川 寛太
Kanta Ogawa
シオネ・ハラシリ
Sione Halasili
川村 慎
Shin Kawamura
庭井 祐輔
Yusuke Niwai
中村 駿太
Shunta Nakamura
三好 優作
Yusaku Miyoshi
シオエリ・ヴァカラヒ
Sioeli Vakalahi
リアキマタギ・モリ
Liakimatagi Moli
マシュー・フィリップ
Matthew Philip
久保 克斗
Katsuto Kubo
マックス・ダグラス
Max Douglas
安井 龍太
Ryuta Yasui
ミッチェル・ブラウン
Mitchell Brown
コーバス・ファンダイク
Kobus van Dyk
レキマ・ナサミラ
Lekima Nasamila
アマナキ・レレイ・マフィ
Amanaki Lelei mafi
嶋田 直人
Naoto Shimada
ソセフォ・ファカタヴァ
Sosefo Fakatava
吉田 大亮
Daisuke Yoshida
天野 寿紀
Toshiki Amano
ファフ・デクラーク
Faf De Klerk
荒井 康植
Koki Arai
山菅 一史
Kazufumi Yamasuga
松木 勇斗
Matsuki Yuto
田村 優
Yu Tamura
小倉 順平
Junpei Ogura
喜連 航平
Kohei Kire
南橋 直哉
Naoya Minamihashi
ジェシー・クリエル
Jesse Kriel
梶村 祐介
Yusuke Kajimura
田畑 凌
Ryo Tabata
ヴィリアメ・タカヤワ
Viliame Takayawa
江藤 良
Ryo Eto
エスピー・マレー
SP Marais
松井 千士
Matsui Chihito
竹澤 正祥
Masayoshi Takezawa
中川 和真
Kazuma Nakagawa
高木 一成
Kazunari Takagi
猿田 湧
Yu Saruta
薬師寺 晃
kouki Yakushiji
イノケ・ブルア
Inoke Burua
石田 吉平
Kippei Ishida
普久原 琉
Ryu Fukuhara
ルテル・ラウララ
Luteru Laulala
写真提供:©JRLO
昨季最高の3位に輝いたイーグルス。今季は悲願の優勝へ
2012年からトップリーグで戦っている横浜キヤノンイーグルス。最後のトップリーグは5位、リーグワン開幕イヤーも終盤までトップ4争いを演じての6位と力をつけ、昨季はついにトップ4に進出。そして3位決定戦でも勝利し、過去最高成績でシーズンを終えた。
練習場は東京都の町田市にあるが、ホストエリアを2019年ワールドカップ決勝の舞台で、ラグビー文化が根付きつつある横浜市とし、リーグワン開幕にあたり、チーム名をキヤノンイーグルスから「横浜キヤノンイーグルス」とした。
ホストスタジアムも横浜市にある『日産スタジアム』『ニッパツ三ツ沢球技場』だ。また、セカンダリーホストも2019年ワールドカップの舞台の1つである大分県とし、昭和電工ドーム大分でも試合を行う。
3シーズン前からサントリー、サンウルブズ、日本代表でコーチを務めた元日本代表SO(スタンドオフ)の沢木敬介が指揮官に就任、セットプレー、ディフェンスの強化だけでなく、FW(フォワード)、BK(バックス)一体となってパス、ランで攻める攻撃的ラグビーを志向し、それが徐々に定着。
昨季から遠藤哲、グレイグ・スチュワートがコーチに就任、さらに今季は名嘉翔伍コーチ、新田博昭ハイパフォーマンスマネージャーらも加わり、指揮官をサポートする。
キャプテンは昨季に続いて今季も元日本代表CTB(センター)梶村祐介が務める。「昨季の成績を超え、イーグルスの新たな歴史を全員で作っていきます。自分たちのスタイルを信じ、さらに魅力的なラグビーをみなさんにお見せします」と意気込んでいる。副将は置かず、各パートのリーダー陣がキャプテンを支える。
注目は、昨季の3位進出にも貢献し、ワールドカップで南アフリカ代表の連覇に貢献したSH(スクラムハーフ)ファフ・デクラーク、5シーズン目を迎える同じく南アフリカ代表CTBジェシー・クリエルの2人だろう。ともに攻守にわたってチームを牽引することは間違いない。
他にもワールドカップに出場したオーストラリア代表LO(ロック)マシュー・フィリップ(レベルズ)、ワールドカップの日本代表メンバーだったPR(プロップ)シオネ・ハラシリ、FB(フルバック)/SO小倉順平、そしてチームのキャプテン経験者である元日本代表SO田村優、HO(フッカー)庭井祐輔ら、国際経験豊富な選手がチームの軸だ。
他にもFW第1列はPR岡部崇人、4年目の松岡将大、安昌豪、津嘉山廉人、HOに三好優作、川村慎、NO8(ナンバーエイト)も兼ねるシオエリ・ヴァカラヒらがいる。LOには元日本代表リアキマタギ・モリ、久保克斗、マックス・ダグラス、バックローでもプレーできるミッチェル・ブラウンと揃う。
また、バックローは元日本代表NO8(ナンバーエイト)アマナキ・レレイ・マフィ、運動量豊富なコーバス・ファンダイク、ソセフォ・ファカタヴァ、嶋田直人、元日本代表の安井龍太ら層が厚い。
BKを見るとSHには荒井康植、ベテラン天野寿紀、フィジカルに長けた山菅一史がおり、CTBには南橋直哉、ヴィリアメ・タカヤワもいる。バックスリーには、キッカーとしてもレベルの高いエスピー・マレー、東京五輪でキャプテンを務めたスピードスター松井千士、縦に強い竹澤正祥、昨季13トライを挙げたイノケ・ブルアなど決定力に長けた選手が並ぶ。
他のチームからは、PR祝原涼介(東京サントリーサンゴリアス)、PR小川寛太(JR西日本レイラーズ)、HO中村駿太(東京サントリーサンゴリアス)が移籍し、大卒新人としてはセブンズ日本代表、明治大学でキャプテンを務めたWTB(ウィング)石田吉平、FB普久原琉(日本大学)LO/FL(フランカー)レキマ・ナサミラ(東海大学)も加入した。
4シーズン目を迎える沢木体制の下、「Exciting & Quality Rugby」をチームスローガンに定めて、攻撃ラグビーで力をつけてきたイーグルス。今季のチームテーマは「The NEXT」で、3位に満足することなく次の目標へ、次のステージへ進み続けるという思いを込めた。今季はトップ4だけでなく、その上に進んでチームに新たな歴史の1ページを記したい。
TEXT:斉藤健仁