ジェイコ・アルウラー チーム詳細
ジェイコ・アルウラーTeam Jayco AlUla
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- Jayco(キャンピングカー製造会社)、AlUla(サウジアラビア)
- チーム
Webサイト - greenedgecycling.com
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(UCI公式サイト) - https://www.uci.org/road/teams/
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- 2023・2022・2021・2020・2019
2012年に南半球のオーストラリアを拠点として結成されたチーム。南アフリカ出身のブレント・コープランド監督やスタッフを含めて地球のダウンアンダーなパワーを発揮すべく戦力を高める。オーストラリアは1980年代前半にフィル・アンダーソンが初めてツール・ド・フランスに出場し、ステージ勝利やマイヨ・ジョーヌ着用で活躍。2011年にはカデル・エヴァンスがツール・ド・フランス総合優勝を果たすなど、欧州ロードレースになくてはならない存在になった。
チームは得意のスプリント勝負で勝利を量産するのが狙いだが、サイモン・イェーツ(英国)が唯一のオールラウンダーとしてチームエースを担う。2018ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝、2017ツール・ド・フランスでヤングライダー賞、ジロ・デ・イタリア区間6勝とグランツールでの実績は数え切れない。唯一最終的な表彰台に上っていないのがツール・ド・フランスで、2023年の総合4位を上回る成績を目指す。
ポケットロケットというニックネームを持つ小柄なカレブ・ユアン(オーストラリア)はチームの稼ぎ頭。下部カテゴリーのロット・デスティニーから古巣にカムバックし、スプリント勝負での勝利を目指す。マイケル・マシューズ(オーストラリア)は2017年のツール・ド・フランスでポイント賞を獲得。ラストスパートだけではなく、登坂力を活かして逃げたり、少人数のゴール勝負で競り勝ったりできる。ルーク・プラップ(オーストラリア)はイネオス・グレナディアーズから地元チームに移籍してきた。国内選手権は欧州とは開催日が異なるが、3年連続でオーストラリアチャンピオンのジャージを着用する。
2024年6月に開催された各国選手権では、ディラン・フルーネウェーヘンがオランダチャンピオン、マウロ・シュミットがスイスチャンピオン、エディ・ダンバーがアイルランドのタイムトライアルチャンピオン。
text:山口和幸