セーアン・クラーウアナスン
Alpecin - Deceuninck
セーアン・クラーウアナスンSøren KRAGH ANDERSEN
PROFILE
- チーム
- アルペシン・ドゥクーニンク
- 生年月日
- 1994年8月10日
- 身長/体重
- 178cm/73kg
- 国籍
- デンマーク
- Strava
- Søren Kragh Andersen
- X
- @kraghsoren
- sorenkragh
- Søren Kragh Andersen
- Archive
- 2023・2022・2021
- 【Past results】
- ツール・ド・フランス:区間通算2勝
- 2016年:ツアー・オブ・カタール総合6位&ヤングライダー賞
- 2017年:ツアー・オブ・オマーン区間優勝、パリ〜トゥール2位、世界選手権チームタイムトライアル優勝
- 2018年:パリ〜トゥール優勝、ツール・ド・スイス区間優勝
- 2019年:ヴォルタ・アン・アルガルヴェ総合2位
- 2020年:ベネルクス・ツアー総合2位、オンループ・ヘットニュースブラッド3位、パリ〜ニース総合10位
- 2021年:デンマーク・ルント総合6位、ミラノ〜サンレモ9位
- 2022年:デンマーク・ルント総合4位、ヘント〜ウェヴェルヘム5位、ミラノ〜サンレモ7位
- 2023年:エシュボルン・フランクフルト優勝、シュコダツアー・ルクセンブルク ポイント賞
2020年のツール・ド・フランスではステージ2勝。鮮やかな単独逃げ切りは、観る者に鮮烈な印象を与えた。
当時所属していたチーム サンウェブでは、チームメートがたびたび契約途中に退団・移籍するケースが相次いだ。選手たちの能力や活躍度に対し、給与が見合っていないのではないかといった指摘も多くあった。特にクラーウアナスンは最たる例で、ツールで勝った時にジャーナリストから真正面から質問をぶつけられたこともあった。
お金は関係なく、「純粋に新たな環境を求めていた」と選んだアルペシン・ドゥクーニンク。北のクラシックでのアシスト役はマチュー・ファンデルプールらから強く感謝され、エシュボルン・フランクフルトではみずから勝負に出て優勝。「2番手や3番手グループでのスプリントでは先着することが多かったから、10人くらいの勝負になればチャンスがあると思っていた」と3シーズンぶりのビッグレース勝利を喜んだ。
プライベートでは、昨年4月に第1子が誕生。「仕事とはいえ、レースで家を離れるのは本当に寂しい」と正直に語る。
text:福光俊介 写真:©facepeeters