セーアン・クラーウアナスン
Team DSM
セーアン・クラーウアナスンSøren KRAGH ANDERSEN
PROFILE
- チーム
- チームDSM
- 生年月日
- 1994年8月10日
- 身長/体重
- 178cm/73kg
- 国籍
- デンマーク
- Strava
- Søren Kragh Andersen
- @kraghsoren
- sorenkragh
- 【Past results】
- ツール・ド・フランス:区間通算2勝
- 2016年:ツアー・オブ・カタール総合6位&ヤングライダー賞
- 2017年:ツアー・オブ・オマーン区間優勝、パリ〜トゥール2位
- 2018年:ツール・ド・スイス区間優勝、パリ〜トゥール優勝
- 2019年:ヴォルタ・アン・アルガルヴェ総合2位
- 2020年:パリ〜ニース区間優勝、ベネルクス・ツアー総合2位、オンループ・ヘットニュースブラッド3位
- 2021年:デンマーク一周 総合6位、ミラノ〜サンレモ9位
- 2022年:ヘント〜ウェヴェルヘム5位、ミラノ〜サンレモ7位
自分はアラフィリップではないし、毎週末に勝利を挙げられるような脚質も実力も持ってはいない。……こう語る本人によれば、最大の持ち味は独走力。中でも「坂道での5〜10分の爆発力」と「平坦での30〜60分の全力疾走」が自らの勝ちパターンだと分析する。
そんな強味を最大限に活かして、パリ〜トゥールを11kmの独走で、ツール・ド・フランス2ステージを16kmと3kmの独走でそれぞれ勝ち取った。近年はこの戦法でモニュメントが獲れないかと、試行錯誤の真っ最中。ミラノ〜サンレモとロンド・ファン・フラーンデレンは「現実的に考えて」勝機ありと分析。もしかしたらリエージュも、可能性があるかもしれないと考える。
もちろんこの夏の母国開幕ツール・ド・フランスの個人タイムトライアル制覇と、初日マイヨ・ジョーヌは夢の中の夢。実現へ向けて最善の努力を尽くすけれど……出来れば「好天」に恵まれてほしい。ちなみにデンマーク人にとって「好天」とは、つまり一般的に言うところの悪天候なのだとか。
text:宮本あさか