ペリョ・ビルバオ
Bahrain - Victorious
ペリョ・ビルバオPello BILBAO LÓPEZ DE ARMENITA
PROFILE
- チーム
- バーレーン・ヴィクトリアス
- 生年月日
- 1990年2月25日
- 身長/体重
- 174cm/60kg
- 国籍
- スペイン
- Strava
- @PelloBilbao1990
- pello.bilbao
- Pello Bilbao
- 【Past results】
- ジロ・デ・イタリア:2020年・2022年総合5位、区間通算2勝
- ツール・ド・フランス:2021年総合9位
- 2015年:ブエルタ・ア・アンダルシア山岳賞、ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオン ポイント賞、ツアー・オブ・ターキー区間優勝
- 2016年:ツアー・オブ・ターキー区間優勝
- 2018年:ツアー・オブ・ジ・アルプス区間優勝、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ区間優勝
- 2019年:ブエルタ・ア・ムルシア総合3位
- 2020年:国内選手権個人タイムトライアル優勝
- 2021年:ツアー・オブ・ジ・アルプス総合2位
- 2022年:ドイツ・ツアー総合2位、UAEツアー総合3位、ツール・ド・ポローニュ総合3位、ツアー・オブ・ジ・アルプス総合4位、ストラーデビアンケ5位
- 2023年:ツアー・ダウンアンダー総合3位、UAEツアー総合4位、ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ総合4位
同郷のミケル・ランダとともにチームのエースを張るクライマー。昨年はシーズン3勝とジロ・デ・イタリアの総合5位を持ち帰り、「今シーズンは自分にとって最高のシーズンだったが、まだまだこれからであるということを実感させられた」。
2つのステージ勝利を飾った2019年のジロでのイメージから、ジロは最も多くのものを与えたレースであり、サイクリストとして最も楽しんできたレースであったために、近年欠かすことなく出場していたジロを今シーズンスキップすることは辛い選択だった。
「ツールのためにシーズンを犠牲にしたくない」とも話すが、今年のツールで自己ベストを更新することを目指す。
一方で、ベテランの域に達してきたバスク人にとって、母国での開幕となる今年のツール・ド・フランスは彼のクオリティを引き出すために絶好のチャンスとなり得る。
初日には故郷であるゲルニカを通過し、最初の2ステージに関しては、「完璧に知っているトレーニングコースで、僕が最も美しいと思うルート」。
ただ、総合での戦いにフォーカスを当てることはしないつもりだ。
「バーレーン・ヴィクトリアスは、ユンボやイネオス、UAEと互角に戦えるチームではないだろう。だが、2021年のステージ3勝という成果は、ツールにおける我々のポテンシャルを示したことになる。それこそが我々の進むべき道だ」
シーズン初めのツアー・ダウンアンダーでは早速ステージ1勝を挙げている。
text:滝沢佳奈子 写真:© sprintcycling