ルイスレオン・サンチェス
Astana Qazaqstan Team
ルイスレオン・サンチェスLuis León SÁNCHEZ GIL
PROFILE
- チーム
- アスタナ・カザクスタン チーム
- 生年月日
- 1983年11月24日
- 身長/体重
- 187cm/74kg
- 国籍
- スペイン
- Strava
- @LLEONSANCHEZ
- luislesanchez
- Luis Leon Sanchez Gil
- Archive
- 2023・2021
- 【Past results】
- ツール・ド・フランス:区間通算4勝
- ブエルタ・ア・エスパーニャ:2014年山岳賞
- 2005年:ツアー・ダウンアンダー総合優勝
- 2006年:パリ〜ニース ヤンググライダー賞、ツアー・ダウンアンダー総合2位、ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオン総合2位
- 2007年:チャレンジ・ブアルタ・ア・マジョルカ総合優勝、パリ〜ニース総合3位
- 2008年:国内選手権個人タイムトライアル優勝
- 2009年:パリ〜ニース総合優勝、ツール・メディテラネアン総合優勝
- 2010年:ツアー・ダウンアンダー総合2位&区間優勝、ヴォルタ・アン・アルガルヴェ区間優勝、パリ〜ニース総合3位、シルキュイ・ド・ラ・サルト総合優勝&区間優勝、国内選手権個人タイムトライアル優勝、クラシカ・サンセバスティアン優勝
- 2011年:国内選手権個人タイムトライアル優勝
- 2012年:パリ〜ニース区間優勝、ツール・ド・ロマンディ区間優勝、国内選手権個人タイムトライアル優勝、クラシカ・サンセバスティアン優勝
- 2013年:ツール・ド・ベルギー総合2位&区間優勝、ツール・ド・レン区間優勝
- 2014年:ラ・トロピカル・アミサ・ボンゴ区間優勝、ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオン区間優勝
- 2015年:欧州選手権ロードレース優勝
- 2016年:ヴォルタ・アン・アルガルヴェ区間優勝、イツリア・バスクカントリー区間優勝
- 2017年:グラン・プレミオ・ブルーノ・ベゲッリ優勝
- 2018年:ブエルタ・ア・ムルシア総合優勝、ツアー・オブ・ジ・アルプス区間優勝
- 2019年:ブエルタ・ア・ムルシア総合優勝&ポイント賞、ツール・ド・スイス区間優勝
- 2020年:ブエルタ・ア・ムルシア区間優勝、国内選手権ロードレース優勝
- 2021年:プルエバ・ビリャフランカ・オルディジアコ・クラシカ優勝
- 2022年:ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ総合7位
ツール区間優勝4回(チームTTではブエルタでも区間優勝の経験あり)、クラシカ・サンセバスティアン2勝、ツアー・ダウンアンダー、パリ〜ニースで総合優勝。国内選ではTTを4回、ロードを1回制している大ベテラン。
前チームでの契約をあと1年残しながら、7年を過ごしたアスタナに戻ってきた。
ムジェーブへ向かう第10ステージで区間3位に入るなど手ごたえは悪くなかったツールだが、移籍を決意したのはその最中(さなか)。チームにどうしても馴染めず、モチベーションが弱まっていくのを感じ、移籍先を探すようにマネージャー(代理人)に伝えた。アスタナは、いろいろな面でケアが整って居心地がよかったし、ヴィノクロフとの関係も良好だ。現実的に、39歳の自分がリーダーとして走ることはないからこそ、楽しみながら、モチベーションを感じながら走りたいだけ。ルツェンコをアシストしながら、自分にチャンスが転がってくればしっかり狙っていく。2021年のプルエバ・ビリャフランカ・オルディジアコ・クラシカから勝利からは遠ざかっているが、2012年以来のツール区間優勝(自身5勝目となる)が夢だ。
プロ20年目の今年は1月の豪州でシーズンをスタート。まだ詳細なプログラムは発表されていないが、第9ステージが地元ムルシアを通るブエルタへの出場の可能性も大きく、今年も長いシーズンになりそうだ。アスタナとの契約は、大きな故障などがない限りもう1年の延長が約束されており、本人もあと2年は走りたいと考えている。プロ入りしたときにはこんなに長く現役でいるとは思っていなかった、とのことだが、冬のうちからシーズン明けのレースが楽しみに思える間は、まだまだ続けられると思っている。
text:寺尾真紀