アレクサンドル・ウラソフ

アレクサンドル・ウラソフAleksandr Anatolyevich VLASOV

PROFILE

チーム: ボーラ・ハンスグローエ
生年月日: 1996年4月23日
身長/体重: 186cm／68kg
国籍
Strava: Aleksandr Vlasov
Twitter: @ale_vlasov
Instagram: aleksandr_vlasov
Facebook: Aleksandr Vlasov

【Past results】
ジロ・デ・イタリア：2021年総合4位
ツール・ド・フランス：2022年総合5位
2018年：ジロビオ総合優勝
2019年：ツアー・オブ・スロベニア総合3位＆山岳賞、国内選手権ロードレース優勝、ツアー・オブ・オーストリア総合3位＆山岳賞
2020年：ツール・ド・ラ・プロヴァンス総合2位＆ヤングライダー賞、モンヴァントゥー・チャレンジ優勝、ジロ・デッレミリア優勝、イル・ロンバルディア3位、ルート・ドクシタニー総合3位、ティレーノ〜アドリアティコ総合5位＆ヤングライダー賞
2021年：パリ〜ニース総合2位＆ヤングライダー賞、ツアー・オブ・ジ・アルプス総合3位、国内選手権個人タイムトライアル優勝
2022年：ツール・ド・ロマンディ総合優勝、ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ総合優勝、イツリア・バスク・カントリー総合3位、ラ・フレーシュ・ワロンヌ3位
2023年：ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ総合5位

母国チームを離れて新天地ボーラ・ハンスグローエに移籍した2022年、ステージレース総合で5位以内入賞5回（うち3回は表彰台）、ワンデーで4回（うち3回表彰台）を挙げた。前哨戦であるツール・ド・ロマンディで総合優勝し、万全を期して臨んだ初ツール・ド・フランスは総合5位。石畳はこなせたのに、翌第6ステージの落車で肩を痛め、本来の走りができなかった。ただし、（ロシア選手の出場が禁止された）ウィンブルドンの例もあり、自分にはどうしようもない理由で出場が叶わなくなることをずっと恐れていたから、実際にスタートに立てたことに一つ大きな意味があった。

今はアンドラに暮らしているが、ジュニア時代から住んでいたイタリアには強い思い入れがある。グランツールで真っ先に勝ちたいのは2021年に総合4位のジロ・デ・イタリアで、3度目の出場となる今年はさらに上の成績を狙っていく。クラシックでは、2020年のイル・ロンバルディア表彰台に続き、昨年初出場したフレーシュ・ワロンヌで3位に入賞した。ストラーデ・ビアンケへの出場も予定されている。

text：寺尾真紀　写真：© BORA - hansgrohe